宇和島の兵頭葵さん縁の地を歩こう 第18回「真珠ガチャ」
この町にアイドルヲタクが密かに暮らしていることは、あまり知られていない( 最近かなりバレ始めている )。これは、そんな町で出会った若者たちの(少年、中年、老人、ペット含む)奇跡の物語である。
※元ネタが分からない人は、円谷公式動画を観よう!
さて、いつもは兵頭葵さんが紹介した宇和島市の素敵な場所に行くんですが、今回はちょっと趣向が違います。まずは、こちらのツイートをご覧あれ。
ううむ、兵頭葵さんが進めている「#1日1宇和島」の宇和島紹介のツイートなんですが、これまでは景色が多かったんですが、今回は変化球で着ましたね。
真珠ガチャ。
1回、1000円。
ガチャガチャが1000円ですと!
あの、僕、みんなが思ってる以上に、給料少ないですし、なんなら給料日前でお金が無いんで、なんとか、見逃してもらえないですかね?どうですかね?
いや、待て待て。
いつもは甲斐心愛ちゃんのことが脳裏をかすめた時に、自分の発想を止めるところですが、今回は少し違います。
映画「麻雀放浪記2020」で主人公が言っていたじゃないか(麻雀経験が無いのに斎藤工目当てで観ました)、「何もしねえやつに出来るのは長生きだけだ」って。
よし、行くしかない!!
ちなみに、真珠ガチャの全国設置場所はこちらです。
と、いうわけで今週もきさいや広場にやってきましたよ(なんか毎週来てるな)。
先週来た時は全部無くなっていた兵頭葵さんのプロフィールカードも復活していましたよ!!
さて、真珠ガチャは丁度、宇和島市と姉妹都市の展示コーナーにあります。
ちょっとガチャの説明写真を見てみましょう。
ううむ、なかなかのレアな真珠を使っているんですね。
本真珠とあこや真珠があるって昔聞いたことがありますね。
ガチャガチャのマシーンは2種類あります。ピアス対応のものとイヤリング対応のものですね。
僕はピアスを開けてないので、イヤリング対応のものを選びます。
ううむ、中身はペンダント、リング、イヤリング、ブレスレットか。
さあ、どれが出る?
早速回してみましょう!!
とりあえず、ガチャを鞄に入れて自宅まで帰りました。
ガチャのカプセルはこんな感じです。
宇和海真珠さんがやっているガチャなんですね。
っていうか、真珠の3点セットって結構なお値段がするんですね。
さらに、あこや真珠の認定証も入っていますよ。
いやあ、紙が沢山入っていた素敵なガチャでしたね。
さあ、来週はどこへ行こう。
というのは嘘で、中身はこれだああ!
あこや真珠のネックレスでした。
ただ、ここで頭の中の木村拓哉が「ちょ、待てよ」と僕を止めるわけです。
オジサン(今年38歳)にあこや真珠のネックレスはいるのか?
たとえば、兵頭葵さんみたいなうら若き乙女が着けるのなら別ですよ。
黒をベースにしたファッションとかにも映えるでしょう。
でも、トムブラウンの漫才でキムタクと布袋寅泰さんと中島みゆきさんが合体した時みたいに頭の中で「ちょー待ーてぇーよぉー」と頭の中で声が聴こえるわけです。
オジサンって真珠のネックレス着ける?
いや、オジサンが真珠のネックレスを着ける時代がすぐそこまで来ている、悪くないだろう、とぺこぱ風に考えることも出来るとは思うんですけどね。
ひとまず、使うタイミングを考えてみたいと思います。
皆さんもきさいや広場に来た時は、記念に是非!!
さてさて、STU48に関しては、基本的にフォロワーの方の情報だけが頼りで、はっきりと応援しているメンバーとしては、兵頭葵さん、中村舞さんの二人。そして、名前はよく分からないけれど、小柄でショートカットで、少しハスキーボイスで広島カープが好きな美少女だけなんですけどね。
STU48のメンバー4人が活動を辞退して、STU48運営から謝罪の文面が出ました。
「STU48のことをろくに知らずに毎週、世界の真実甲斐心愛ちゃんにデレデレしてるお前に、語る資格なんかねえよ、出ていけ!!」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ちょっとだけ考えたことを書かせてください。デレデレもさせてください。
「スタッフ部屋」の設置というアイディアはNMB48のドキュメンタリー映画とかを観ていると、必ずしも無駄ではなく「なんであの子が選抜に選ばれないのか?」という疑問を少しでも明確化できるかという観点からは助けになると思います。
映画では答えられる範囲で金子支配人が答えてくれていました(裏での対象となるメンバーに『お前、男と写真撮られてるぞ』というところも凄かったですが)。
しかし、今回はむしろメンバーの方に耳を傾けるべきでは、と思いましてね。
運営やメンバーを叩くのは簡単だと思うんですが、自分の推しメンが同じ立場に置かれた時に、同じように石を投げる側に周るんですか、正しい側から裁くんですか、とも思いましてね。
少し話が飛躍したので、もう少しミニマムなレベルで書いていくと、STU48のメンバーは10代後半から20代前半の女の子たちです。皆さんが同じ年頃の頃、間違いをせずに進んでいけたでしょうか?勿論、なるべく何もしないようにしていた人は間違いをしなかったと思います。でも、活躍の場が学校以外に広がれば広がるほど、間違える可能性も増えていくと思います。更に倫理観が確立されていく前は。
大正期から昭和期の偉大な評論家、小林秀雄の受け売りですが「芸術性と人間性は反比例する」という言葉があります。何かの芸術にのめり込んでいる人は、社会性が他の人と比べると薄くなる、だから、周りの人がバランスを取る必要があると僕は解釈しています。ここでの「周りの人」は運営の方々だと僕は思います。
様々な誘惑からメンバーを守れるのは、なかなか難しいと思います。
特に「繋がり」や「裏垢」は健在化しにくいですし、うっかり某掲示板やまとめサイトの捏造ネタを真に受けて無実のメンバーを責めるわけにもいきません。
更にその自体を把握した時に、ファンに公表するとメンバーのディスブランド化につながります。卒業後もメンバーにとっては茨の道になるでしょう。
じゃあ、いったいどうすれば良いのか、自分なりの考えをぐっと考えていました(すぐに反応するのは、考える時間が少ないんで苦手なんです。どうしても僕の場合、浅くなります)。
2013年に公開されたAKB48のドキュメンタリー映画の中で、篠田麻里子が「アイドルをしている時の自分に近づいて来る人はろくな人ではない」ということを語っていました。自分の価値がおそらく下がるであろうことを想像できない、あるいは想像できるはずなのに、近づいてくる人は本当に良い人なのか、という問題です。
この意識は共有していく必要があるかと思います。
勿論、今の時代はアイドルでも結婚しながら続けている人もいます。
ただ、多くの場合、キャリアが確立していることが多いです。「繋がり」と「結婚」も違いますしね。
間違った時に、謝る機会をどう作るかも大事だと僕は思っています。スルーすることで、不信感を抱えたまま卒業していったメンバーは僕の応援しているSKE48にもいました。僕の推しでした。
勿論、謝ることでディスブランドに繋がりますが、そこから立ち上がってきたメンバーもAKB48やSKE48、乃木坂46で何人も見ています。
恋愛に関しては、人権的に問題があるかも知れませんが、最低限のルールというか線引きをしないと悪い方に広がっていく可能性もあります。
今は1か0かと考たい人が増えている気がしますが、そんな単純な二極化で世界の複雑さはとらえられるでしょうか?
失敗したらハイ負け組、出ていけと石を投げるのではなく、きちんと良くなるチャンスを上げないと、出て行った後にもっと惨めな道に進むのではという心配があります。
だったら、メンバーもファンも問題を受け入れた上でもう一度チャレンジできる機会をあげないと、とも思います。いや、それはもうキツイというのであれば卒業という道もあると思います。
そして、どうか「忙しくて恋愛どころじゃないよ」とか「裏垢で愚痴っている暇ないよ」というぐらい、メンバーにお仕事を運営さんはとってきてほしいなと思います。
ノーベル文学賞作家大江健三郎の「自分の木の下で」の中で、嘘をついたり犯罪に手を染めそうになった時、人間を止めるものは何かについて語られています。それは「この人だけは裏切れないな」という人が頭に浮かぶかどうかだそうです。家族かも知れませんし、友達かも知れません。
僕たちファンに出来ることがあるとすれば「裏切れない人達」になれるか、だと思います。様々な誘惑が近づいた時に、この人たちがいるから裏切れないと思える信頼関係が作ることが出来るかだと思います。
綺麗事ばっかじゃないか、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、綺麗事ほど成立させるのが難しいですし成功した時は持続性があると僕は思っています。
「仲間」という言葉や「意識を高める」という言葉が空虚に聴こえない関係づくりがSTU48ならきっとできると僕は信じています。
今回は色々と生意気なことを書いてしましましたが、見逃してください。