見出し画像
Photo by likaw

「SKE48　北川愛乃さんが作ったこれが好き！」

栄、覚えていてくれ

　アイドルというのは、自分の声や体を使って曲の世界観を表現していきますが、時として自分で様々な造形物を通して表現する方もいます。
　ＳＫＥ４８の北川愛乃さんもその一人です。
　女優を志望している彼女は、これまでのキャリアの中で舞台出演を通して、その才能を遺憾なく発揮してらっしゃいますが、自分の体を離れた造形物も非常に素晴らしいです。ゴールデンのＴＶ番組にも出演経験がありますし、最近では越谷市特別展覧会２０２２「文化人・芸能人の多彩な美術展２０２２」にも選ばれています(しかもタイトルと絵どちらも素晴らしい)。
　僕が好きな本に末永幸多さんの「１３歳からのアート思考」という本があります。「絵は、実在のものと似ていなくてはいけない」という概念から自由にさせてくれる素晴らしい１冊です。よこにゃんの絵を見ていると、この本の中に出てくる「作品と鑑賞者がやりとりをする作品」を思い出させられます。鑑賞者も受動的に絵と向き合うことで見えてくる、いや、見えないけれど惹かれる。そんな素晴らしい絵があります。よこにゃんの絵もそんな作品の一つだと一人の鑑賞者である僕は思います。
　さて、話を戻すと、今回はよこにゃんが作ったもので好きなものをみんなで語り合おうという回です。皆さんの心をとらえたよこにゃんの造形物はどんなものでしょう？

　まずは、僕から。
　

　　こちらのアメブロを読んでいただくと分かりますが、正確には、よこにゃん製作ではないんですが、それでも素敵すぎたので選びました( 強引 )。

　序盤のアメブロだけだといったいどんな完成品になるか想像がつかないんですが、徐々に全貌が明らかになっていくと、そういうことか！となっていきます( 39歳の文章 )。
　公演や道を走るよこにゃんとバニーちゃんの姿は、いつまでも見ていられる素敵な光景でした。いやあ、この調子でメンバーのペットを乗せるマシーンを誰か作らないかな、と思ったりします。

　さて、次はshige( @shige83794664 )さんのお好きなよこにゃんの造形物です。

　ううむ、よこにゃんのファンの方を大切にする姿勢が、伝わってきますね。
　実際にトーク会とかでみたら絶対に嬉しいと思います。
　ちなみに、ちょっとこのアイテムの製作に関するアメブロの第１回が凄く良くてですね。

　ファンの方々はもちろんですが、よこにゃんの心の中にはちゃんと、深井ねがいちゃんが居るんだなあ、と感じました。

　続いては、ぽぽろ＠愛乃ﾁｬﾝしか愛せないビーーム( @3350d36039dc4cb )さんのお好きな造形物です。

　思えば２０２０年９月頃から始まったこのムカデちゃんの制作。
　５０回を超える長寿シリーズになります。
　最初のうちは、いったいどんなものが出来るんだろう、という感じでしたが、完成品が素晴らしい。
　

　「エイリアン４」みたいでカッコいいですね！
　ぽぽろさんのコメントにもありましたが、よこにゃんが作るものを真正面から認めてくれる北川家の家庭環境が素晴らしいですよね。
　「普通なら～」とか「～でなければならない」に囚われない北川家はまさにアート思考の家なんだなあ、と改めて思いました。


　さて、様々なよこにゃんが作った造形物を見て来ましたが、皆さんいかがでしたでしょうか？
　よこにゃんを普通のアイドルを見る視点でみると、人によっては物足りなく思う方もいらっしゃるかも知れません。でも、アイドル的な要素だけでなく「表現者」としての彼女を知れば知るほど、その才能と誠実な性格に惹かれて行くのではないか、と思います。あそこまで情報密度があるアメブロを僕は他に知りません。しかも更新頻度も保っています。一人一人のコメントを大事にする彼女の姿勢がうかがえます。
　個人的には、舞台だけでなく劇場作品にもどんどん彼女のフィルモグラフィーを残して欲しいと思っています。
　坂元祐吾監督作品とか出て欲しいなあ、と個人的に思っています。
　「ベイビーわるきゅーれ」とか。

　

「グリーンバレット」とか、まさに合ってそうなんですが。

　色々な妄想が膨らみますが、彼女の造形物に話を戻すと、いつか北川愛乃さんの個展をどこかで開いて欲しいなと思っています。また、製作過程をyoutubeの公式チャンネルでアップするのも面白いと僕は思います。彼女の唯一無二の個性がこれからも広がり続きますように。

　

こんな大変なご時世なので、無理をなさらずに、何か発見や心を動かしたものがあった時、良ければサポートをお願いします。励みになります。