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宇和島の兵頭葵さん縁の地を歩こう第20回「和霊神社 初詣編」

 みなさん、お正月はいかがお過ごしでしょうか?
 僕はというと1月1日にnoteで発表したことの為に、せっせと準備を続けておりましてね。

 正直、正月の3日間はもう、ブログの方もこのnoteの方も更新は難しいかなあ、と思っていたんですね。
 ところがですね。
 「運命は君、ほっとかない。結局は進むしかない」(by大黒摩季)とはよく言ったもので、兵頭葵さんがこんなツイートをしていたことに1月2日の朝に気づきます。

 なーんか、見覚えある神社の入り口だぞ、と思ったら和霊神社じゃないですか!
 ううむ、兵頭さんったら宇和島市に里帰りして、初詣に行っていたんですね。写真の和霊神社は、よく観光用の写真で使われる昼の和霊神社とは違う感じがしますね。
 これは、和霊神社の違う顔が見られるかも…。
 まあ、でもさ。
 正月明けてからでいいじゃない。そーれ、新品じゃなーくてもいいじゃない、と某フリマアプリのCMみたいなことを思ったり、いいじゃないか、いいじゃないか、夢があるなら、と「宇宙刑事シャリバン」のOPみたいなことを思っていたわけです。
 なんなら初詣も氏子である三島神社に1月1日に行っていたので、取材に行くのは超消極的でした。
 ところがですね。
 1月2日の夕方、突如「焼肉を食べに行こう!」と両親が決めましてね。
 しかも、その焼き肉屋さんが「正月は予約禁止!17時に順番に受け付ける!」という謎の干支を決める神様みたいなストロングルールを提示しているお店で、僕と兄弟は両親が運転する車に乗って、某デパートの2階にある焼き肉屋さんに行きました。
 えっ?
 お前は運転しないのか?
 いや、免許持ってないんですよ。
 多分、一生持たないと思います。
 ただ、田舎で免許を持っていないのがこんなに不便だとは思いませんでしたが。
 さてさて、宇和島駅のロータリー前にある焼き肉屋さんに到着して、順番の申し込みをすると20番の札を渡されましてね。
 完全になめてたんですが、田舎の焼き肉屋には、正月こんなに人が集まるのか、というぐらい人が来てましてね。
 8番ぐらいの方までは順番に呼ばれるんですが、そこから全く呼ばれなくなりました。
 僕は文庫本をコートのポケットに入れてきていたんですが、かるーく半分ぐらい読み終わった頃に、「これ、いけるな…」と急に閃きました。
 そこから、デパートを飛び出すと僕は和霊神社へ走り出しました。
 3分もたたずに宇和島オリエンタルホテルが見えてきます。
 走りながら撮ったので、ちょっと下の方がぶれてます。

 

 横断歩道を渡ると夜の和霊公園が。
 SLもライトに照らされてちょっと違う感じです。

 やがて、和霊公園の鳥居が。
 正月2日目の夜なので、屋台はもう片付け始めているところが多かったです。


 やがて、大鳥居が。
 この写真も走りながら撮ったので、下の方がぶれてます。


 大鳥居をくぐると橋を渡ります。
 橋の向こうにはいよいよ和霊神社が。
 参拝の時に橋を渡るという、行為が僕は好きです。
 現世と常世を隔てる感じがして、夜に行くとより非日常感が増します。

 ライトアップされた和霊神社の入り口です。
 より厳かな感じがします。

 奥の階段の先から立ち込める煙が、さらに非日常感がありますね。
 まずは、手を清めますよ。

 なんと色鮮やかな花々が浮かんでいるじゃないですか。
 ううむ、粋な演出。

 手を清めて、階段を登って行きます。
 さらにもう一つ鳥居が。

 登りきるといよいよ夜の和霊神社です。
 ちなみにこの日は宇和島市の成人式がありまして、晴れ着姿の若者たちがちらほらいましたよ。

 多分、兵頭さんが写真を撮り合いしたのは、この辺りでしょうか?


 夜の神社だと、ライトアップされていて狛犬もよりカッコ良くみえますね。


 左手側には牛鬼が。
 さらに横には虎の絵馬も。


 ううむ、目に力がある虎ですね。
 カッコいい!!
 さて、宇和島の神社の多くは本殿の周りをぐるりと一周して、拝礼する習わしがあります。裏をぐるっと回って、絵馬が飾られている辺りを通って本殿に戻ります。

 ちなみに、和霊神社オフィシャルショップもお正月の間は夜も開店しています。

 おみくじを引くと末吉。
 昨日は、大吉だったのに…。
 いや、気にするな、むしろ今年は後にいいことが来た方が嬉しいんだ。
 神木を左手に見ながら階段を降りて行きます。


 降りたところにもう1本ありますね。
 そして、門をくぐると、再び橋が。
 


 神社側から橋の向こうをみると、さっきの町側からみた時と違って、賑やかな明るさですね。
 常世から現世に戻る感じがします。
 ちなみに、僕は神も仏も信じない人間ですが、神社仏閣のこの独特の建築や配置が好きです。
 さて、再び焼き肉屋さんに戻ります。
 ううむ、アーケードには誰もいません。
 すっごい奥に商店街があります。

 さてさて、戻ったあと、更に30分ほど待って焼き肉屋さんへ。
 小食の僕はすぐに満腹になってしまいました。
 なんならお腹が痛くなって一人で帰ることにしました。
 

 ふとTwitterを開くと、兵頭さんが新しいツイートをしてるじゃないですが!

 ぐあああ!
 午後5時33分のツイートって、これちゃんとSNSチェックしとけば発見できたんじゃないの?
 いや、待てポジティブに考えるんだ(言い訳ともいう)。
 なんでもかんでも書くのがこのnoteの趣旨か?
 それは違う、断じて違う!(大河ドラマ『青天を衝け』の渋沢栄一風)
 兵頭さんの絵馬は、今度あなたが宇和島市に来たときに、和霊神社に訪れた時に、見つけて欲しい!
 僕も今度暇な時に行って探してみる!
 神社の人に怪しまれない範囲で。

 で、焼き肉屋さんの帰り道、「暗闇」を口ずさみながら夜の港の辺りを歩きました(完全に町の危険人物)。
 これからの自分のことを「綺麗事」や「詩人」の言葉じゃなく、どうやって説得力のある未来を描けるかをぼんやりと考えました。
 そして、兵頭さんのことも考えました。
 皆さんは、去年ぼくがしたこのツイートを覚えているでしょうか?

 このツイートをしたからには、ちゃんと宇和島アンバサダーになるまで見届けねばと、勝手に思っています。
 ただ、昨年と違って2021年内にアンバサダーの発表もなかったので、ハッピーな発表を願いつつも、何か他の手は打てないかとも考えています。
 だって、2021年、こんなに愛媛県のド田舎の町をアピールしてくれたメジャーアイドルっていましたか?
 できたら彼女の一個一個の頑張りが報われて欲しい。
 そんな場を作れたらいいな、何か出来ないかな、なんて今年は考えています。「この涙を君に捧ぐ」の歌詞みたいになってきましたが、他者をあてにするんじゃなくて、自分で出来ることもあるんじゃないか、と考えています。
 どうか、今年も兵頭さんや勝手に四国観光大使の皆さん、STU48の皆さん(特に今年受験生でショートカットの広島カープ大好きの美少女含む)の努力が報われていきますように。

前に和霊神社に行った時の記事はこちら!

 

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栄、覚えていてくれ
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