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2015年1月1日から1月15日までの読書と映画と散歩の記録



1月1日

 年が明けてしまった。
 去年の紅白は、米津玄師の「さよーならまたいつか!」と「虎に翼」のコラボが最高過ぎて、起きてすぐに録画した米津の場面を見る。
 お父さんがいる、お兄ちゃんがいる、花岡がいる、轟がいる、何より、僕の1推しの久保田先輩がいる。
 ちょうど100年前の年越が題材にしたのも良かった。
 あの後、日本は戦争に進む。
 どうか、100年先のいまは、100年前よりも人が優しくなっていますように。

「エイリアン:ロムルス」(2025年1本目)

 年の初めからエイリアンを見られるなんて、幸先いいぜ、というわけでDisneyプラスで鑑賞。
 エイリアン1は繰り返しみるけれど、他はほぼ1回しかみていないエイリアン弱者にも優しい作品だった。
 気になったのが、リドリー・スコットが製作にどれぐらい携わっているか。「ブレードランナー2049」でも名前だけかと思ったら、ニューヨークのシーンにまるまる関わっていたので、今作もどこでリドリースコット色が反映されているか、メイキングを見たい。

1月2日

 宇和島市まで遊びに来た葵ストの方と会う。
 詳しくはこちらで。
 いつか、この紅茶の恩を返したい。

「憐みの3章」(2025年2作目)

 「哀れなる者たち」のヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンコンビの最新作。
 もうね、めちゃくちゃ難しかった。
 なんとなく、支配というテーマがあるんだろうなあ、ぐらいしか分からなかったが、町山智浩さんの54分に渡る解説を聞く。ギリシャ神話が関係していたのか!
 もうね、自分の教養の無さに泣きそうになる。
 こういう観終わって、いったいなんだったんだ…と感じ、その後必死で考える映画も沢山見ていきたい。

1月3日

 おかしい。
 今年は9連休のはずなのに、ひたすら文章を書いている。
 全然、休んでない。
 更に、思いつきで時間があれば、どんどん推しを世界に発信していこうと決める。

 時間が空いた時にどんどん書いていこう。

「陪審員2番」(2025年3本目)

 去年、観てたら間違いなくベスト10に入っていた1本。
 なんなら、イースト・ウッドの作品の中で一番、好きかも。
 日本でも裁判員制度がある。
 他人事だったのが、だんだん自分事になっていく怖さ。
 そして、ある二人の人物のベンチでの会話。
 日本でも冤罪事件が最近、問題になっているが、「正しさ」は立場によって何度も揺れると感じさせられる傑作だった。

「クラウド」(2025年4本目)

 黒澤清監督作品では、「クリーピー 偽りの隣人」が一番好きだったが、それに匹敵する作品が来た。
 主人公は世間から忌み嫌われる転売屋。
 彼が転売に成功して大金を手に入れてしまうところから、映画は徐々に、いやーな感じで加速していく。
 勿論、ビニールシートも出てくるし、変な工場とか倉庫も出てくるし、黒澤カーも出てくる。
 とにかく、心のうちが読めない人たちがどんどん死闘を繰り広げていく。
 おすすめの1作。

1月4日

 そういえば、イカゲーム2を皆さんは観ているだろうか?
 今、4話まで観ているが、ある人物がゲームに加わる第2話のラストから一気に心を掴まれた。 
 映画「必殺4 恨み晴らします」の真田広之風に言うと、「そういうのってありかよ…」という終わり方でギアが一気に入る。配信ドラマのいいところは、テレビのドラマと違って、視聴者にストレスが溜まってしまう演出が出来ることだ。一気見できるから視聴者もこの後に何かあると期待して付き合ってくれる。
 去年だと「無人島のディーバ」が僕にとってはそれだった。
 コン・ユ主演の「トランク」も早く全話見なければ。

1月5日


 この9連休の間、有料noteを書いていなかったので、明け方に書く。

 2025年が始まって5日しか経っていないが、今の自分のベスト。
 200円もするが、是非、読んでみてほしい。

「蛇の道」(2025年5本目)

 最初に書いておきたい。
 予告を観ずに観ていただきたい。
 一番、最後のある人物の目が凄く怖い。
 この映画の怖さは終われない復讐の渦の怖さだ。
 ネタバレを避けながら書くが、ある人物が蛇だとしたら、その人物がとぐろを巻いて、どんどんからめとっていくことになる。
 オリジナル版も観ねば!


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