2023年に聴いて好きだったアイドル曲ベスト10
はじめに
いやあ、2024年ももうすぐ10日になろうかというのに、まだまだ2023年の振り返りをしていくこのnoteですよ。
さて、今日は2023年に聴いて、僕が「これは最高!」と思ったアイドル曲のベスト10を挙げていきたいと思います。
もし、聴いてみたことが無い曲があれば、是非是非、聴いてみてください。あなたの好きな曲も入っていたら嬉しいです。
第10位 眼差しSniper WHITE SCOROION
秋元康のIDOL3.0PROJEECTのオーディションを勝ち抜いて生まれたグループ。NFTやら最初からCDも生写真も売らずに全部デジタルで行くというめちゃくちゃ僕好みなグループなんですが、なかなか良い感じのデビュー曲が来たなと思って10位にランクインしました。
ただ、この記事を書いている1月7日の21時に新曲が公開されましたが、こっちの方が5億倍歌詞もメロディも好きです。
2024年暫定1位!
第9位 声出していこーぜ! SKE48 Team E
ヒャダインこと前山田健一さん作詞作曲の公演表題曲です。
いやあ、凄い解放感。アフターコロナを感じます。
初めて聴いた時は、少しアッパー過ぎではとも思ったんですが、聴き慣れていくと元気をくれるという意味では、これほどぴったりな曲はないと思います。
個人的に「うちらは強くなる」のところのはたごんが大好きです。
第8位 おひとりさま天国 乃木坂46
MVの一つ一つの部屋で繰り広げられるそれぞれの趣味を観るのも楽しいですし、楽しい感じのメロディに辛いことが多かった2023年は救われました。朝に聴くとこれいいんですよ。サビは身体が動きだすような楽しい感じでいいですね。
乃木坂46はセンターの和ちゃんも良い感じで、世代交代に成功しているなあ、と感じます。4か月で800万再生に迫る勢いなのも納得です。
第7位 パレオはエメラルド(2023ver.) SKE48
最初に企画を聴いた時は、これは下手を打つと悪い意味でのジェネリック版パレオを見せられることになるのでは、とかなり危惧していたんですね。「青空片思い2022」の時も、「あの頃の君を見つけた」と同じCDに収録することで、うまく文脈が生まれたと思っていたんですが、「パレオ」って既に色々なものが乗っかっている曲なので、どうなるかなあ、と思っていたんですが、「私たちの世代」のパレオが生まれたのではないかな、と僕は思っています。
それしてもチームK2の西井美桜さんと伊藤実希さんのダンスのキレ!
毎回、目が行きます。
そして、2番のサビの演出が素敵です。中坂美祐さんのウインクもおすすめです。
第6位 君は何を後悔するのか? STU48
曲って出すタイミングが凄く大事だなあ、と思いましてね。
正直、STU48は曲の浸透度でいえば、「花は誰のもの?」で紅白出ていてもおかしくないと思うぐらいなんですが、今年も良曲が来ました。MVの瀬戸内の様々な風景も良いんですが、2分57秒ぐらいの中村舞さんの美しい動きを是非、観てみてください。愛媛県で48グループセンター経験者の凄さ。
まだ全然、聴き込めてないので、この位置にしましたが、夏ぐらいに出ていたら、また違った順位になっていたと思います。
第5位 青空を見上げるな 加藤結
元SKE48の10期生、加藤結さんのソロ曲。
現在はシンガーソングライターとして活躍されているので、厳密にはここに入れて良いものかと迷いましたが、心に残っているので入れさせていただきました。
歌って誰が唄うかって凄く大事だなって、思いましてね。
歌う人によっては、前向きなメッセージを歌っていても「えっ、今の僕ってサボって見えてますか?」と感じてしまうこともあるんですが、加藤結さんの場合、彼女が現在進行形で頑張っている物語があるからこそ、心に響く1曲になっていると思います。
多分、この曲は年月が経てば経つほど、色々な物語を吸収して、文脈をまとう「育っていく」タイプの曲ではないかと僕は思っています。
もしかすると、この記事を書いている今夜も路上で歌っているかも知れない加藤結さんへの期待も込めてこちらの順位にランクインしました。
第4位 人生は長いんだ 渋谷凪咲withダイアン、かまいたち、見取り図
アイドルって長く観ていれば観ているほど、良くなってくることがありましてね。
関西に住んでいた頃、深夜にやっていた「ドッキング48」や「NMBと学ぶくん」を深夜に観るのが楽しみの一つだったんですね。
4期生として入ってきたばかりの渋谷凪咲さんが、「学ぶくん」でMCをしていたかまいたちさんと色々やったり、関西のローカル番組でダイアンや見取り図と絡んでいるところを観ていましてね。
3組とも売れて東京に出てきて、渋谷凪咲さんも東京で活躍されていることを踏まえて聴くとめちゃくちゃ泣けてきます。
ちなみに、メイキングも面白いので、是非!
第3位 鍵の在処 古畑奈和
元SKE48の5期生、古畑奈和さんのソロ1stシングル。
古畑奈和さんの表現者としてのギアが完全に次のステージに上がったな、と感じる1曲です。
僅か3分弱の時間を無呼吸で駆け抜けるかのような疾走感と、実は自己を探していくような歌詞。本当に素晴らしいです。
NFT特典のオンラインのお話会で一番好きな歌詞について聞いてみたところ「鍵の在処」だとおっしゃっていました。プチ情報です。今、作詞も頑張ってらっしゃるので、いつか、僕だけの切り口で取材してみたい方の一人です。朗読劇もされているから、声に出す言葉について凄く敏感な方なんだろうなあ、と近作の歌詞を読んでいると感じます。
あまりにもこの曲について、語る人や批評する人が少なかったのに対する抗議の意味も込めてベスト3に入れさせていただきました。
※ 詳しい感想はこちら!
※ そういや、昨日、これも更新しましたよ。
第2位 Loose control SKE48
作詞作曲は「W-KEYAKIZAKAの詩」、「ガラスを割れ!」の前迫潤也さん、振り付けはTAKAHIRO先生という、これって実質、欅坂じゃん!と叫びたくなる名曲です。ちなみに日向坂だと「こんなに好きになっちゃっていいの?」と「JOYFUL LOVE」も作曲されています。
とにかく、描かれている世界が僕にはドンピシャで、今年聴いたSKE48の曲の中で一番、この曲のことを考えている時間が長かったです。聴きすぎて、最初の外国の人の声が「ハウ、ジュウ、いらっしゃいませ」に聞こえ始めるぐらいです。
林美澪という若き才能と斉藤真木子というSKE48のキャプテンが曲の中でぶつかっていく構図も素晴らしいです。正直、「不協和音」をソロでやることに関しては、僕は違和感しかなかった派なんですが、この「Loose control」で、いや、「こっちのチャンネルでも戦えますよ」というのを見せつけられた感じして最高でした。もし、次に林美澪さんセンターが来たらこういう感じの曲で勝負してみるのはどうでしょう?
第1位 Start over! 櫻坂46
もうね、こんなの出されたら、勝てるわけないじゃないですか。
っていうか、秋元康先生は、こういう歌詞をなんでSKE48に回してくれないんですか?と小一時間問い詰めたくなるぐらい素晴らしい歌詞。欅坂への回帰ではないかという声もありますが、あの夏鈴ちゃんの演技含めて確信犯だと僕は思っています。それを踏まえて「君は過去の僕みたいだな 僕は君の未来になるよ」とか、欅坂46から観てた人なら、グサッと来ると思うんですよね。
昨年も「条件反射で泣けてくる」という超名曲を生みましたが、今年も良い曲が来ました。
おわりに
色々と並べてみましたが、あなたの好きな一曲は入っていたでしょうか?
なんで「承認欲求」が入ってないんだ、とか日向坂は?日プは?とか言われそうですが、まだ聴き込めてないので、あえて順位に入れておりません。2024年も名曲が沢山生まれそうな予感がしております。
とりあえず、暫定1位は「コヨーテが鳴いている」です。
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