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宇和島市兵頭葵さん縁の地を歩こう第19回「中山池自然公園」


 この町にアイドルヲタクが密かに暮らしていることは、あまり知られていない(もうかなり知られてしまった)。これはそんな町で出会った若者たちの(全人類含む)奇跡の物語である。

 いやあ、12月ですね。
 気づけば今年もあと20日も無いですよ。
 皆さんいかがお過ごしですかね。
 今週は兵頭葵さんのおめでたいニュースが飛び込んできましたね。
 「タウン情報まつやま」のアンバサダー就任です。

 48グループが全国に展開していることの利点としては、こういう地方都市でのアンバサダーを務められることですよね。アイドルが町やコトやモノに新しい文脈を与えていく、そうすることで我々ファンがこれまで出会わなかった体験や感情と出会うことができる。地方都市の経済にも貢献できる。そんな素敵な循環が生まれていくわけですね。
 いやあ、可能ならば全メンバーにこういう出身地だったり趣味だったりに関わる仕事が増えていくといいなあ、と思います。
 ちょっとグループはまたぎますが、かつて松村香織という人がSKE48には居て、二つの都市の親善大使の仕事を担当していました。
 生まれた町、今暮らしている町、お仕事で何度も訪れている町、色々な線が兵頭葵さんやSTU48のメンバーたちと繋がっていくといいな、と思っています。
 
 さてさて、兵頭葵さんが久々に宇和島に関するツイートをしてくれましたよ。

インスタも。

 ん?
 三間?
 三間ですと…。
 三間とはいったい何か。
 三間という言葉を何度も縦に並べることで、
 Ξガンダムを入れてもバレないかな、とか現実逃避するぐらい遠いわけですよ。一山超えることになります。
 そして、夜にイルミネーションを見る。調べてみたら、18時から23時の間イルミネーションは点灯しているようです。
 夜の山道を自転車でか…。


 それにしても、甲斐心愛ちゃんって可愛いよね!

 「最高、最高、最高、気持ちいい」だよね。
 くふふ。
 いかん!
 いきなり現実逃避し始めていましたが、こうなったら仕事終わりに三間にある自然公園へ向かうことを僕は誓いましたよ!

 そして、終末じゃなかった、週末。
 仕事を終えた僕は、「仮面ライダーBLACK」のオープニングみたいな感じで職場を退勤!


 とりあえず職場の近くの「宇和島市道の駅 きさいや広場」をスタート地点としました。
 Googleマップで経路だったり所要時間だったりを調べてみましょう。

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 車で14分、徒歩で2時間ってこの差はいったい…。
 自転車での検索結果は出てこなかったので、だいたい1時間ぐらいと見積もってスタート!

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 ちなみに、宇和島市の観光を担当されている方から聞いたんですが、宇和島城の正面向きはこのきさいや広場から見た時の顔だそうです。伊達藩だった頃は、船で宇和島に入ってくることが多かったそうで、この港側が玄関だったんだったそうです。

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 ひとまず、陽が沈む前に距離をかせいで行くしかない!
 いきなりですが、僕は「ペダルと車輪が来た道と」をBGMに走りますよ。

 宇和島城をさっきとは反対側から。

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 夕暮れの和霊神社も過ぎていきます。
 そういえば、この連載の第1回は和霊神社でしたね(しみじみ)。

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 和霊神社の近くの歩道橋から。

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 さて、僅か5分ほどで陽が沈んできました。
 パチンコ屋さんの灯りが眩しいですね。
 この右手側の細い道を走ります。

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 いきなり坂が見えてきます。

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 三間まで7キロかあ。
 片道20キロの遊子や津島まで行っていることを考えれば大したことなさそうですが、登り坂が多いのと仕事終わりで若干精神的に疲れていることが、思いのほか進むペースを落とします。

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 対向車の光で何度も目の前が一瞬見えなくなります。でも、山道を進むので、この光が無いと本当に自転車のライトだけが頼りになります。

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 なんか川のギリギリに止まっているシャベルカーに哀愁を感じたので、撮りました。一日お疲れさん。

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 遠くにぼんやりと見える灯りを目指して走るというのを数百メートルごとに続けます。

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 でも、夜空を見上げると月と星々が。
 スマホの写真アプリで撮り切れてないのが残念なぐらい美しい星空で暗闇の2番の歌詞を思い出しました。

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 登り坂沿いにはずっと渓流らしき水の音だけが聴こえてきます。
 この水流のせいで冬の寒さが2倍増し、闇の恐怖で寒さ3倍増しになりそうなので、映画版「子連れ狼」の主題歌を歌ながら走って、6倍怖くなるという負のスパイラルに陥っていました。

 そんなバカなことをやっている間に、あと4キロ!

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 坂を上り切ると、JR務田駅という小さな駅に出ます。か、改札はどこに…。近くのコンビニで少し休憩して、再び出発。

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 田んぼの中に道が整備されていて、誰も居ないただっ広い道を一人自転車で走ります。ドローンで撮影したら、どんな風に見えたでしょう。

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 玉置浩二さんの「田園」を歌いながら三間の小学校あたりに到着。

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 ひたすら坂を上っていきます。
 実は何枚か写真を撮っていたんですが、闇しか写っていませんでした。
 何枚かマシなものを。

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遠くにイルミネーションの光が!

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 ふうっ、やっと到着しましたよ。

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 平日の夕方だったんですが、結構、お客さんは来ていましたね。
 家族連れが多かったんですが、クリスマス気分先取りのカップルやいい感じのカメラを提げたカメラマンの方もいましたね。

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 とりあえず、疲れを癒す為にベンチへ。

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 さて、素敵なクリスマスソングがBGMで流れる中、兵頭葵さんのツイートをもう一度チェックします。
 なんとなくツリーは分かったので、残りのものはどの辺か探していきます。人が少なくなるのを待って早速撮影!
 多分、この辺りじゃないでしょうか。

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 あまりにもの神々しさに自撮りするのを忘れていたんですが、わりとツリーの近くに色々な撮影スポットがあります。
 皆さんもSNSの冬の投稿のお供に是非!
 

 ちなみに、イルミネーションの光に照らされた柳の木も印象的で、月と一緒に撮りました。多分、この木は何十年、下手したら100年前からもあって、時代時代の文明の灯りに照らされてたのかなあ、とも考えました。

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 再びイルミネーションゾーンへ。
 ちょっと近くで撮りましたよ。

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 ゆっくり散歩するのにも良さそうですね。

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 小さな丘の上の階段を登ると、更にイルミネーションが。

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 一周してみると、再び駐車場の辺りへ。

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 ううむ、趣味の一つである「怪獣写真」を撮る為に、仕事鞄の中に怪獣のフィギュアを一つぐらい忍ばせておけば良かったと思うぐらい素敵なイルミネーションスポットでした。

 帰り道は、ひたすら月明りを頼りに静かな田んぼ道を走ります。
 そして、宇和島市街に戻って行くんですが、今度はひたすら下り坂で行きの時間の半分ぐらいの時間で市街まで戻ることができました。

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 自宅に到着した頃には20時になろうかとしていました。
 ううむ、もし皆さん行くことがあれば是非是非、車で行ってくださいね。
 2021年は兵頭さんに一つ肩書きが加わった年になりました。
 正直に書くと、彼女が紹介しなければ多分、宇和島に住んでいても行かなかったであろう場所が沢山あったと思います。
 本当に彼女や発信をしてくださる兵頭さんファン、STUファンの皆さんのおかげです。
 できれば年内にもう一つぐらい加わってほしいところですが、2022年も彼女を知る人達、彼女を通して知る場所、そして、いつか彼女が今よりも活躍していく場所やイベントが増えることを願いながら、この記事を終えようと思います。

※これまでの兵頭さんに関する記事はこちら!


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栄、覚えていてくれ
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