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【忘却度90%】ヘンリー・フール

1999年9月1日、18:00シネカノン試写室で鑑賞。

 困ったことになりました。

 私、この映画の劇場パンフレットにレビューを頼まれて、原稿書いてるんですね。なのに、記憶が。

 原稿には、才能がありそうに見えた主人公が、実はほんとうに才能がなかったという現実を、そのまま写し出してるみたいなことを書いたと思うんですよ。この言葉は使ったか使ってないか忘れましたが、ハル・ハートリー残酷だなと。

 個人的には、大学時代大きなことばっかり言ってて結局何の表現にもたどり着かなかった数人の知人を思い出したりしてました。

 ということは覚えてるのに、映画自体は思い出せない。

<ポスターを見てみよう>

ヘンリー・フール

 そうだ、その原稿書くためにこれから、ハル・ハートリーの映画をいっぱい見るんですよ。どうしよう、何も覚えてないや。

<ネットで調べてみる>

 なんとなく思い出してきました。天才作家気取りのヘンリー・フールが、内気な青年に文学講義を始めたら、彼のほうがすごく才能が開花してしまい、という話。このヘンリー・フールを肯定的に捉えるか否定的に捉えるかで見方はがらっと変わると思いますが、私の感想は先に述べたとおり。


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