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【忘却度20%】欲望

1992年5月13日、レンタルビデオで鑑賞。

 出ました「欲望」。

 90年代おしゃれサブカル男子女子の部屋には、「欲望」か「気狂いピエロ」のポスターが必ずあったとかなかったとか。

 ミケランジェロ・アントニオーニ。「不条理」って日本語、そういえばアントニオーニ以外で使う機会、ほぼないような気が。

 デビッド・ヘミングス演じるカメラマンのモデルはデビッド・ペイリー。超ヤリチン。(そのへんのエピソードはマイケル・ケインが案内役の映画「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!」にも出てきます)

 カメラマン=女たらしのイメージは、デビッド・ベイリーとこの映画の功績が大きいんじゃないでしょうか。そうだ、このイメージはそのまま「オースティン・パワーズ」でもパロディとしてやってましたね。

 自分の小説の小道具のひとつに使おうと、これを書いてる4年前(2017年)、DVDを買ったので忘却度は少なめです。その前だったら80%くらいでしたが。

 ラストのテニスのシーンは当時もいまも、意味はわかっておりません。

<ポスターを見てみよう>

ミケランジェロ・アントニオーニ「欲望」

 ちなみに私の部屋にあったのは、これではなくゴダールのポスターでした。お恥ずかしい。

<ネットで調べてみる>

 DVDを買ったときにいろいろ検索して調べたのでだいたい読んでおります。

 ただ知らなかったのは、デパルマが本作に影響されて作ったのが「ミッドナイトクロス」ということ(「欲望」の原題「BLOW UP」に対して、原題は「BLOW OUT」)。

 そしてその映画、私いまだに未見でした。見なくては。

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