【忘却度0%】おかしな二人
1990年2月12日、おそらく録画ビデオで再見。
1989年から日記をつけてるので、それ以前にこの映画を何度見てるのかがわからないのが残念。
2位以降はよく変動しますけど、生涯のベスト1を選べと言われたら、悩ますにこの映画を挙げてきました。
なんてことない話なんですよ。ほぼ1シチュエーションの、原作は舞台劇だし。妻に離婚されて自殺しそうな勢いの、ミスター神経質ジャック・レモンが、友人のミスターがさつウォルター・マッソーの部屋に居候することになって、という本当になんてことな話。
でもこの映画が、いろんな意味で私の美意識のルーツになってるんです。たぶん、脚本のニール・サイモンより、監督のジーン・サックスより、私この映画見てますね。100回は見てるもん。
いちばん好きな俳優ジャック・レモンと4位くらいのウォルター・マッソーの映画としてもこれがベスト。
ニール・ヘフティのテーマ音楽もいいんだよなあ。
ちなみに私、本業は小説家なのですが、過去に出した作品で主人公の男2人組の名前を、絵門千明(えもんちあき)と麻生藤太(あそうとうた)という名前にしたことがあります。これ、「れもんじゃっく」「まっそーうぉるたー」の語感に近い名前を探してつけたんですよね。
<ポスターを見てみよう>
見るまでもなく、これは持ってるDVDのジャケのデザイン。上のビジュアルはプリントしたものを部屋に飾ってますからね。
<ネットで調べてみる>
それだけ、ほぼ日本一くらいこの映画が好きな私ですが、ひとつだけすごく悔しいのが、日本語吹き替え版を見たことがないんですよね。見たいなあ。