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【忘却度20%】ワイルド・アット・ハート

1991年2月2日、銀座の劇場で鑑賞。

 何から何まで最高でしたね。個人的にはデビッド・リンチではぶっちぎりの1位です。

 最後の「ラブ・ミー・テンダー」歌い始めた瞬間、劇場で思わず興奮と感動と笑いの混ざった溜息を発してしまったことを覚えてます。

 もう少し遅かったら、「おまえが歌うんかい!」と劇場中の人がつっこんだことでしょう(「ごっつええ感じ」は同年スタート)。

 コラソン・サルバヘ(Corazon salvaje)。突然ですがこの翌月、私スペイン旅行に行くのですが、スペインで見かけたポスターにはそう書いてありました。これ「ワイルドハート」になると思うんですけど、完全な余談でした。

<ポスターを見てみよう>

ワイルドアットハート

 これを見た21歳のときは思いませんでしたが、30代後半、雑誌などで自分の写真を撮られる機会が少し増えたとき、このニコラス・ケイジみたいなヘビ柄ジャケットを本気で欲しいと思ってました。

 いまにして思えば、見つからなくて(オーダーメイドすると何十万もするというので)諦めてよかった。近所で有名な変なおじさんになるところでした。

<ネットで調べてみる>

 まったく関係ないどうでもいい話。

 その昔、というかちょうどこのくらいの時代から、映画のタイトルが原題そのまんまになりだしたのが気になってました。「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」みたいな文章系や、「エグゼクティブ・ディシジョン」みたいな聞き馴染みのない単語系、あるいは「ダンス・ウィズ・ウルブス」みたいに正式すぎる複数形系は、80年代までなら確実に邦題がつけられてたものです。いまでは、まんまタイトルばっかりだもんなあ。つまんない。

 当時もそんなことを考えてた私は、勝手にいろんな映画の邦題を考えてました。本作は当然、「熱き心に」になりますよね。

 ♪きぃひ〜たぐ〜にぃひの〜(小林旭の真似でお読みください)


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