【忘却度0%】風立ちぬ
2013年8月1日、17:50六本木TOHOシネマズで鑑賞。
2010年代、文句なしのぶっちぎり1位の映画です。
そして異論しかないでしょうけど、これ、主人公の堀越二郎は私なんです。
ついに気が触れたかと思ってる方がほとんどでしょうけど、見終わったときに、物を作って生きていくということと、若く美しいままいなくなったミューズの存在を描いたこの映画が、とても個人的なものに思えたのでした。
そして私の友人はあっさり「つまらない」と言ってたのですが、この映画はそんな風にものすごく響く人と、まったく響かない人に見事に分かれるんではないかと思います。
どちらも久石譲さんですが、オープニングを見ただけで、この映画のすべてが詰まってると感じ、涙が思わずふきだしたのは、「キッズ・リターン」と「風立ちぬ」だけです。
<ネットで調べてみる>
シベリアをお食べ。
この2か月後また劇場で見て、当然DVDも買い、テレビ放送も録画し、と何回見たかはわかりませんが、いつ見ても私個人にとって、完璧な映画。
でもやっぱりいちばん面白いのはNHKのドキュメンタリーで、庵野秀明さん起用シーン。
思いついたときも、オーディションで声を聞いたときも、宮崎駿監督と鈴木敏夫さんが2人できゃっきゃしてるけど、会議にいる人たち、アテレコスタジオにいる人たち、誰にも表情がないことですかね。