【忘却度20%】オリエント急行殺人事件
1993年10月27日、テレビ放送で再見。
これは個人的に忘れられない映画で、というのも子供のときにこれを見たことで、アガサ・クリスティに興味を持ち、「大人向けの本」を片っ端から読むようになったからです。これを見てなかったら、物書きにもならなかったかもしれない。
お話はいまさら語るまでもなく。
ポワロは本作ではアルバート・フィニー。次の「ナイル殺人事件」ではピーター・ユスチノフに代わるのですが、吹き替えはどちらも同じ方でした(お名前失念)。こういうのって、日本版だけのお得な感じがします。
近年知ったのですが、この殺人事件のきっかけとなった誘拐事件、あれは(飛行士の)リンドバーグ家で起きた実際の事件をモデルにしてたそうです。そしてそのへんの本をいくつか読んだのですが、リンドバーグ自身が間違って自分の子供を殺めてしまい、仲の良かったFBI長官J・エドガー(ディカプリオで映画になったあの人)らの指示で、無関係の男をむりやり犯人に仕立てたという説もあるそうです。
余談でした。
<ポスターを見てみよう>
さすがに全キャストをソラで言うのは無理でした。被害者、リチャード・ウィドマークだったのか。大好きなのにジョン・ギルグッドが出てるのをすっかり忘れてた。
<ネットで調べてみる>
アルバート・フィニー、ピーター・ユスチノフともに吹き替えは田中明夫さんでした。