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【生まれてはみたけれど】

1993年12月27日。

 これ、検索がほぼ出てこないんですけど、伊武雅刀さん出演の特番です。
 商品化されたけど、何らかの事情があってオクラ商品になってしまったものと、そのエピソードを紹介していくという設定でした(もちろん架空の話です)。

 まあ引っ張ってもなんなので言いますが、これ、タイトルは私がつけてます。
 テレビではなくもともと、私がいた月刊誌で放送作家の方に、このタイトル、このネタで連載をやってもらってました。そしてその作家の方がご自分でテレビ化をテレビマンユニオンに持ち込んで実現した企画。
 というわけでこのオンエア前からこんな日記。

11月5日「19:00日テレ。年末特番「生まれてはみたけれど」1回目の会議」

 頼まれてこれから3週くらい私も会議に参加してました。
 連載時から私もネタ出ししてたんですけど、この会議でも新しいアイデア出し。

 その中で日記にも記録してるもので「チャリナビ」というのがあります。
 当時、カーナビが出始めたころで、子供たちの自転車にもナビを搭載するという「荒唐無稽なネタ」でした。外で自転車でやんちゃに遊ぶ子供たちと最新テクノロジーの組み合わせが「ありえない」からこそのネタでした。
 まさかそれから30年後、チャリにスマホのナビつけるのがあたりまえになる時代が来るなんて。

12月18日「生田スタジオへ。「生まれては~」収録現場立ち合い」(上の写真です)
12月27日「23:30「生まれてはみたけれど」オンエア。いまいちだし、自分の名前はクレジットされてないし。朝4時までファイナルファンタジーⅤ。どうしてもエクスデスが倒せない」

 ファイナルファンタジーのほうが大事だったようです。
 と、ここまで書いてさらにいろいろ検索したら、一件だけテレビデータベース的なのがヒットしてびっくりしました。オクラ商品コレクター(?)の伊武雅刀さんを訪ねる主人公、若き山本耕史さんでした。

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