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【忘却度0%】恋する惑星

1995年4月25日、17:00五反田イマジカ試写室で鑑賞。

 完全忘却3連発の次は、完全記憶ありの映画。よかったよかった。

 「恋する惑星」は当時衝撃でした。(誤解を恐れずに言えば)ジャッキー・チェン的イメージの「香港映画」から、こんなおしゃれで新しい映画が出てくるとは、と。ポップカルチャー界隈は、ウォン・カーウァイだけでなくクリストファー・ドイルも一気に注目されるようになりました。

 そういうポップアイコン的な作品って、消費されて古びるのも早かったりするんですけど、私、この数年でまた2回くらい見返したんですけど、まったくそんな感じがしない。どころかいま見てもおしゃれ。

 ラスト、フェイ・ウォンの「夢中人」がかかるタイミングも抜群なんだよなあ。

<ポスターを見てみよう>

恋する惑星

 おしゃれじゃなかったのは、トニー・レオンの白ブリーフくらいかな。いや、あれもおしゃれなのかもしれない。

<ネットで調べてみる>

 まあ改めて知ることもないくらいです。

 この映画の日本の配給会社の倒産のニュースを聞いたときは、なんか妙な気持ちになりました。


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