【忘却度10%】エレジー
2009年3月11日、サンプルDVDで鑑賞。
ここまでの私の傾向だと、忘却度高そうな映画なんですが、実はすごく好きな映画でして。
大学教授のベン・キングスレーが若い女子大生のペネロペ・クルスと体の関係になる。年齢差から様々なことを女に教える男。しかし男はずるく、女の実家に招かれたときにもわざと無視してしまう。そのくせ、自分は嫉妬しまくる。そして破局。再会するのは、女が病に侵された後だった。
これ、かなりのシンクロ率で私の話なんです。いきなりですが。
いくつかの私の小説にも影響を与えてくれたなあ。
年上の男が若い女に手ほどきする「マイ・フェア・レディ」フォーマットの話が好きで、その男が実はたいした奴じゃなかったという「17歳の肖像」とか本作はとりわけ好みなのでした。
原作のフィリップ・ロス「ダイング・アニマル」も(映画が良かったので)買いました。
<ポスターを見てみよう>
だいたい覚えてると思ってましたが、その「17歳の肖像」のピーター・サースガードが出てるのは忘れてるなあ。
<ネットで調べてみる>
ピーター・サースガードは最後に出てくる医者でしたね。
他人から見れば「どこがじゃい!」ですが、「この主人公は私そのものだ」と思う映画、本作と宮崎駿監督の「風立ちぬ」もそうです。個人の見解ですので、異論は認めません。
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