【忘却度100%】景山民夫「遥かなる虎跡」
1989年10月3日。
景山民夫先生の小説デビュー作は「虎口からの脱出」という冒険アクションで、日中戦争前夜の中国を舞台にしたカーチェイス作品でした。
これを書かれたきっかけが、内藤陳さんに「いまの冒険小説より、俺のほうが面白いもの書いてみせる」と啖呵を切ってしまったからというエピソードもよく覚えてます。
というわけで本作なんですけど、まったく記憶にないんですが「虎口からの脱出」の続編とか?
<ネットで調べてみる>
まったく関係なく、ボルネオが舞台の、「マレーの虎」山下泰文の財宝をめぐるカーアクションでした。
いまや山下泰文閣下の名前を見ると、水野晴郎先生の顔しか浮かばないのは「シベリア超特急」の悪影響。いや、好影響。