JDLA E資格 合格体験記 10代での合格!

E資格 2023 #2に合格しましたので、勉強方法や印象をこれから受験を考えている方に向けてご紹介します。僕は国立大学 理系 2年生で、一応10代での合格となりました!
正式名称:JDLA Deep Learning for ENGINEER

簡単にですが、この記事で要点をまとめます。
・受験前に知っておきたかった!
・これは参考になる!

などの情報でお役に立てたらな、と思います。

注意点:この記事は合格発表日に書いています。全体を公開しますが、応援してくださる方は購入してくださるとありがたき幸せです!noteは初心者です。

受験過程の全体像

だいたいを時系列で書きます!

・認定講座の受講前
もともと機械学習には興味があったが、詳しいアルゴリズムは理解できてない。Pythonは趣味で使ってたし、数学は好きな方かも。

・4月(認定講座受講開始)
東京大学松尾研究所が提供する深層学習/DL基礎講座を受講する。この講座は学生限定で、受講料は必要ない。さらに、E資格の受験資格が得られる。ただし、E資格の試験対策ではなく、機械学習を純粋に理解するための講座なので、試験対策は自分で頑張る!

・6月
E資格を黒本と呼ばれる参考書で勉強し始めるが、なんじゃこれ難しい。答えを見ながら、学習のために問題を部分的に解いた。

・7月
大学のテストが大変で、E資格の勉強を中断する。「いや、これは来年に受験すべきなのか?」と悩む。

・8月
10日くらいに夏休みに入る。試験まであと2週間ほどで、まずいかもしれない。黒本とかYouTubeとかで頑張る。※ もちろん初めは遊び尽くした

勉強方法

E資格は過去問が公開されておらず、シラバスも頻繁に変更となるため、学習方法がとにかく重要です!特に黒本で学習される方はシラバスと見比べて、どの部分が不必要かを判断しておきましょう。僕が受けた時は線形代数は出題されなかったので、勉強して損した気になりました。

LSTM, GRUや強化学習分野の数式は苦手で、暗記するように頑張っておりました。(黒本にも暗記しましょうとの記載が…)

YouTubeチャンネルその①

こちらのチャンネルでは有名なモデルや技術の解説があり、非常にわかりやすいので、おすすめです!数学の博士課程を修了された方で、丁寧で親しみやすいので、ぜひチェックしておきましょう。

YouTubeチャンネルその②

ソニーのディープラーニング関連技術が幅広く紹介されています。大学の講義と似た動画の雰囲気ですが、基礎から発展分野まで解説があります。※ 背景音楽が気になる人が多い。

Webサイト:AVILEN

例えば、「ベルヌーイ分布 AVILEN」のように検索すると、簡潔にまとめられた記事が見つかり、勉強しやすかったです。

論文

有名な論文はチェックしましょう。
・Generative Adversarial Nets
・Attention is All You Need

などの図や式は黒本にも掲載されています。英語なので、原文は難しいですが、有名なものは日本語で解説がWebサイト上で探せば見つかるでしょう。

認定プログラムについて

E資格は認定プログラムを修了しなければ受験できません。どのプログラムを選択するかは重要だと思います。ですが、一般的な講座は受講していないため、どれがオススメかはわかりません…

こちらのサイトで事業者一覧が確認できます。

受講した東京大学大学院松尾研究所の深層学習/Deep Learning基礎講座についてご紹介します。学生が受講対象で、費用は必要ありません。ただし、E資格の例題の解説や模擬試験などは一切なく、純粋に数式で説明し、プログラムで実行するといった講義です。

E資格を開催する日本ディープラーニング協会の理事長である松尾教授の研究室が開催しており、大学生, 大学院生が600名ほど?受けていた気がします。
途中から課題の提出者数が減っていましたが、、、

毎回課題ではコンペ形式で、任意の最終課題では簡単な論文形式の提出が求められました。

高校生でも合格してる方がいた!

X(旧Twitter)でとある方からお話が聞けて、通信制の高校でE資格取得のコース?があったそうでした。でも、、、すごい!!!

集中して学習を続けると誰でも合格は可能なのかもしれませんね
データサイエンスや機械学習が好きで、プログラムや数学が苦ではない方はぜひE資格取得を目指してみてください!

最低限の受験費用で…

認定プログラムの費用が0円で、学生料金で受験できたため、
全部でも 参考書代 6000円くらい + 22,000円でした
お魚の赤い本を加えると増えますが、基本的に黒本を使いました!

学生の方は深層学習基礎講座を受講しましょう。
E資格の試験問題練習はできませんが、格安です!

試験当日

テストセンターでの受験は初めてだったので、緊張はしました。
 センターの方「何の試験でしょうか?」
 僕「E資格です」
 センターの方々「E資格はどこにありますかね、ざわざわ」
多分、県で受験者がいなかったため、対応が初めてだったのかな…

https://www.jdla.org/wp-content/uploads/2020/08/JDLA%E8%A9%A6%E9%A8%93%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%83%AC%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%83%88_202007%E7%89%88v5.pdf

このサイトでは都道府県別に受験者数が記載されており、参考となるかもしれません。

テスト問題に関しては公開禁止?だと思いますので、おおまかに。

  • 論文を読み解く問題

  • 黒本で見たやつだ!の問題は少しある

  • 解けた!3, 4割

  • 解けたかな… 3割

  • ん?? 2割

  • なんじゃこれ 聞いたことないわ 1割?

  • そこでるか〜 という気持ちになる

  • 難易度順番じゃない、最初に難しいが来て驚く

  • 受験後に難しかったとのツイートをみて少し安心する

とにかく、エンジニアの資格ではありますが、論文の内容を聞かれたり、大変でした。時間はちょうど良かったです。数学の問題は統計検定を持つ方でしたら簡単なのでしょう…

さいごに

記事の構成案を考えずに、思うがままに書きましたが、少しでもお役に立てたら嬉しいです。聞きたいことがありましたら、ぜひご連絡ください!

「ここから先は有料部分です」
との記載がありますが、内容はありません。
応援したい!という方はよろしくお願いいたします…

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?