プロデューサー
たまに思うこともある
プロデューサーが、たまに欲しくなったりもする。
Googleとかで、プロデューサーって検索したりすると、なんか定義が色々出てきたりするけれど、なんとなく僕のイメージだと、地図を持っている人ってカンジ。
僕なんかはホント、現場の人間だから、作品を自らの手で生み出して、自らが売りにいく。正直、地図なんか見ていなくて、だから目的地もあんまりよくわかっていなく、ぼんやりとしている。
とりあえず自分が進みたい方向、信じた方向に、ただただまっすぐ進んでいけば幸せになれるでしょ?
そう思っている。
例えば三国志
日本人がみんな大好きな三国志の中に、蜀、という国があるのだけれど、かの有名な諸葛亮孔明という人が陣営に加わるまで、のちに蜀を建国する劉備は、一国一城の主なんてほど遠い、なんというかプラプラしていたわけだ。
諸葛亮孔明というプロデューサーが加わったおかげで、劉備は国を持つことができた。諸葛亮が地図を持っていたおかげで、劉備たちは戦乱の世を、まあ迷ったりはしただろうけど、なんとか渡り歩くことができたと言える。
どの時代にも、どの現場にも、やっぱり参謀というか軍師というか、プロデューサー的な役割を担う人はいるのである。
がむしゃらにただ前に進み続けて、壁にぶつかってしまった時、あるいは道が二手に分かれていた時、やはり地図を持っている人の存在というのは大きいのだろう。
こっちだ!と、僕は自信満々に進むべき道を決められるほど、能力は高くない。
できれば
「今のあなたには、こっちの道を進むのが上策ですぞ」
と、アドバイスしてほしいなと思ったりする今日この頃である。
「迷うな、こっちの道に行けヨ」
あっ僕には奥さんという鬼プロデューサーがいたわ…。