タピオカミルクティー
つい先日のこと
うちの奥さんは台湾人なのだが、急に
「タピオカミルクティーが飲みタイ」
と言って、はいそれはもう、はい、行きましょう。僕はちょっとトイレ行きたいのだけれど、はい、行きます、行きますよとなって、ハンドルを切った。
駐車場は二台分くらいで、すごく狭い店内ではあったが、考えられた作りで、合理的な印象を受けた。店員さんの動きに無駄がなかったのだ。
店員さんは、台湾の方なのだろうか。
時折混じるカタコトの日本語が僕を熱くさせた。
なんだろう、僕はいつからか、カタコトの日本語を話す外国人が大好きなのである。
あれかな、ブラックビスケッツの、ビビアンスーを観てからかな。小学生時代、けっこうファンだった。
一生懸命になって、異国の言語を話す姿─
小さな子どもが、覚えたての言語を話すのと、少し似ているからなのだろうか。子どもと一緒にしてしまっては失礼なのかもしれないが、僕にとっては萌え萌えの萌え、なのである。
萌え萌えの、萌え。
なんだろう、書いていてすごく気持ち悪くなってしまった。とんでもない言語を生み出してしまった気がする。
モエモエのモエ。
チョベリバ〜!とかと、同系統の香りがするのは、気のせいだろうか。
流行語を狙っていきたい。
ちなみにタピオカミルクティーは、ものすごく美味かった。
美味美味の、美味。
「びみ」ではない、「ウマ」だ。
ウマウマのウマ、だった。