ご飯責め
奥さんの実家
今回の台湾旅行では、ホテルの予約は取らなかった。
7日間、ホテルに滞在すれば、二人でだいたい10万円くらいはかかってしまうだろうか。
安い宿を探せばあるのだろうが、うちの奥さんが
「あんまり安いホテルはヤバいヨヤバいヨ」
と、出川さんのように言うので、やめたのだった。
だから僕たちは、奥さんの実家にお世話になることにした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111950895/picture_pc_0eb17604010f3da2b83113eebb943c2b.png?width=1200)
奥さんの実家にいる猫、「小ライチ」「小リンゴ」である。どっちがどっちなのかは結局最後までわからなかった。
なぜ「ライチ」「リンゴ」の前に「小」がつくのかも、よくわからなかった。いつか「大」になるのだろうか。
実家に到着するやいなや、
「御帰〜!元気?久々!腹減?喉乾?謝謝!」
みたいな感じで出迎えてもらった。
夕方頃だったろうか。確かにお腹は空いていたので
「腹減!」
みたいな事を言った。伝わったかどうかはわからないが、奥さんのお母さんはルンルンな様子でキッチンへ向かい、小一時間くらい経っただろうか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111951197/picture_pc_5fa2f786c01a1c7bfc28db7d72c3cf40.png?width=1200)
とんでもない量の食事を出してくれた。
どうやら僕の
「腹減!」
が、想像以上に伝わったらしい。
もちろん料理は全部美味しかった。当然、奥さんと二人で食べ切れる量ではなく、三日後くらいまで、温め直して食べていた。