シマウマの歌

気になってしまう

僕は曲を作ったりもするのだけれど、そうなると当然、歌詞も書くわけで、メロディの中に歌詞を落とし込むという作業の難しさを、日々痛感している。

僕はけっこう「日々」という言葉を多用してしまうのであるが、それとは逆に僕は明確に、この言葉(フレーズ)は使わない、と決めているものがある。

それは、「しまう前に」

という言葉だ。

例をあげてみよう。

「君が消えてしまう前に」

「なくなってしまう前に」

などである。

僕はどうしても、このフレーズを聴くと

「シマウマ、えに」

と、脳内変換してしまうのだ。本当に困っている。

米米CLUBの名曲、「浪漫飛行」なんて、僕にとってはもうシマウマさんの歌なのだ。

「何もかもが知らないうちに
 形を変えてシマウマえに」

とても良い曲だと思っている。しかしだ、不意に、動物園の映像が頭に浮かんでしまう。そこにいるのはシマウマさんの群れだ。シマウマさんが浪漫を求めて飛び立ってしまうのである。

皆さんもぜひ、シマウマさんが出てくる曲を見つけたら、ご教授いただきたい。

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