グリーンマシンって…
絶妙なネーミングだと思う
かっこよくはない、しかしダサすぎなくもない(いやダサいか?)そんな素敵な名前のついた僕の愛車その2、フォルクスワーゲンタイプツー、通称ワーゲンバスの事である。
僕にとって、パオが兄弟だとしたら、グリーンマシンは相方…仕事仲間…愛人…友人…いや、なんだろう。なんとも形容し難いポジションにいる。ただただ、愛している。僕の最期はグリーンマシンの車内がいいと本気で思っている。
そんなグリーンマシンだけれど、たまにお客さんに
「なんでグリーンマシンなのですか?」
と聞かれる事がある。
「おびちゃんがそう呼んだから」
(おびちゃんとは僕の絵本のキャラクターの白ネコである)
「車体が緑だから」
(ちょっと忙しい時や面倒な時はこう答えてしまった時もあるかもしれない)
上記の2点で返すことが多いのだけれど、ちなみに間違ってもいないのだけれど、その「グリーンマシン」という言葉が降ってきた瞬間というのは明確にある。
あれはグリーンマシンが納車されて数日が経って、歯医者さんに向かっている車内の事だった。
グリーンマシンにはオーディオは無いので、僕は携帯から音楽を流していたのだけれど、
tryo-「Green washing」
という曲が流れてきたのだった。
tryoはフランスのアーティストで、「オー シャンゼリゼ」を歌っていたことは知っていたのだけれど、その曲はその時初めて聴いた。
グリーンマシーン
曲名などは運転中はわからなかったので、後から知ることになるのだが、サビで
「グリーングリーングリーングリーングリーングリーンマシーン」
と歌っているように聴こえた。
フランス語の歌詞なので何を歌っているのかはわからないが、サビだけはどうやら英語のようで、僕の耳でも聴き取れたのである。
いや正しくは「Green washing」(グリーンウォッシング)だから正しく聴き取れてはいないのだけれど。
なんだこの曲!耳にこびりついて離れない!
皆さんもそういう曲に出会った事はあるだろう。この曲はまさに僕にとってのそれで、しばらく僕は
「グリーングリーングリーングリーングリーングリーンマシーン」
と口ずさんでいた。(間違えている)
それで僕は愛車の名前を「グリーンマシン」にしたのだった。
後になって
「なんだよグリーンウォッシングじゃないか…」
と、自分の英語耳の無さに恥ずかしくなったりもしたが、まあ結果はオーライである。
グリーンマシンが主役の絵本も実はある
どうぞお楽しみに。