サラリーマンの僕がプロコーチに
プロコーチ認定資格取得
先日、今年3月から学習を始めたコーチングのライセンス試験があり、無事合格することができた。実技試験、筆記試験共に点数は僕らしく合格ラインギリギリではあったが、なんとか大きな関門を突破した。
ここで改めて、節目ということもあり今回コーチングの学習を開始した経緯や、この資格が自身に対して意味するものについて、振り返りを踏まえて考えてみたため、文章として記載しておきたいと思う。
この文章を読んだ誰かが、自らの人生において何かに気づくきっかけになったり、その方の行動を促すきっかけになれればと思う。何より僕がそんな「燃料は積んでいるけど燃やし方がわからない人」とつながることができればと思いnoteにした。
ライセンス取得のきっかけ
引用元:https://edo.jp/
ライセンスを取得しようとした背景は大きく二点ある。
一点目は、「現在副業として活動しているサッカークラブの運営を行う上で、クラブのために必要なリソースになるため」である。このクラブでは僕は現在強化部の統括という立ち位置におり、選手たちの入退団のフォローや、現場のグラウンド確保、マッチングの担当を行っている。行っているといっても実際は僕のチームにいるオンラインサロンのメンバーの方々にその多くを助けてもらいながら、何とか業務を回しているような状態である。このポストに就いたからには、選手一人一人の人生と向き合いながら、選手がこのクラブに入ってきた意味や、このクラブを通じてどんな自分になりたいのかを、選手と同じ目線で一緒に考え模索したいなと思った。それには現場で選手と接するだけではなく、アカデミックな領域で彼らを理解するノウハウが必要だと感じた。それが短期的にコーチングを学習しようと思ったきっかけである。
※少し脱線するが、副業で携わっている本田圭佑さんが創られたEdo All UnitedのHP(https://edo.jp/)。僕の直属の上司は乙武洋匡さん。面白いクラブなので、もしご興味ある方は是非覗いてみて頂きたい。
二点目は、「ナリタイ自分になるために必要なスキルと感じたため」である。冒頭でも記載した、「燃料は積んでいるけど燃やし方がわからない」、こういう人が僕の周りにはたくさんいた。これまでビジネスの世界に踏み出してからは一層増えた気がする。頑張りたいけど、何を頑張ればいいかわからない。何かを成し遂げたいけど、何から始めればいいかがわからない。そんな人が会社の同僚や就活生と多く接する中でとても多くいることがわかった。そういう人と接する度に、僕はこの人のために何かできることはないか?といつもお節介ながら真剣に考えるようになった。コロナが猛威をふるい始めた昨年は、オンラインで就活生向けのイベントを行い、早慶を中心に延べ400人程度の就活生と繋がり、彼らの思いを聞く機会があった。でもその小一時間で全ての就活生の人生を変えられるような時間にはできなかったと力不足を痛感した。自分がこういった「燃料は積んでいるけど燃やし方がわからない」人を助けるのに活きるスキルになると思い、学習を始めたのが二つ目の理由である。
ライセンスを取得して変わったこと
これは正直なところ特に目に見える変化はない。しいて言うならばクライアントに対して、プロのライセンスを持っているコーチであると説明できるくらいで、この領域は本当に回数を重ねることで、よりスキルが上がっていく領域だと実感している。既に一社、実験的に従業員にコーチングセッションを提供しているが、まだまだだなと痛感する日々である。ただ僕自身成長させていただく過程の中でも、誰よりもクライアントの味方であることは忘れず、真摯にクライアントの人生と向き合いたいと思う。
対象クライアント
現在、僕のコーチとしてのクライアントの対象は下記を想定している。もちろん下記以外もコーチングを提供できなくはないと思うが、自らのリソースとクライアントへの効力を最大化させるには、下記が対象になると考えている。
・就活生
・アスリート
・若手ビジネスマン(8年目以下)
コーチングを通じた「なりたい自分の具現化」
上記写真は敬愛する「シリコンバレーのコーチ」ビル・キャンベル
引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/13304
コーチングを通じて、様々なクライアントと接する中で、「ナリタイ自分」の解像度をもっと上げていければと考えている。コーチはクライアントにとっては伴奏者であり、ロールモデルである。コーチになることでその意識を強く持ち、自分自身も自己基盤を確立させる中で、クライアントの人生にとってかけがえのない存在となりたいと思う。そしてそんな「燃料は積んでいるけど燃やし方がわからない」人が僕のコーチングを通じて、人生のベクトルを見つけることができ、また行動に繋がり、挑戦することができるようになれば、僕にとってもそれ以上の幸せはない。
さいごに
本業、副業の合間を縫って学習したこの約7か月間は本当に楽しかった。学習をサポートいただいた銀座コーチングスクール並びに講師の小倉先生(https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=2002SK2400)に感謝を述べたい。これから自分自身の人生を歩む上でも、また誰かの人生を応援する上でも、今回の学習が意味があったものにしていくべく、これからも学び、精進し続けたい。
以上
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