見出し画像

コーチング受講開始

はじめに

自らが想像するより遥かに継続力に乏しい僕は、前回の投稿より10ヶ月が経っている。。

自分でも引いている。時の早さが原因なのか、僕自身の怠けた部分が原因なのか、それはどっちでもいいが、「しっかりしろ」と自分に言いたい。僕は構造的に自分が厳しい状況を作りださないとやらないタイプなので、それについて実際に取り組んでいることについては、別途違う機会に文字に起こしてみたいと思う。


何故この領域の学習を行うのか?

まず今回このコーチングという領域を学ぶに至った背景を3点ほど整理したいと思う。

①大学4年生時の経験 「なんで、プロにならないの?」

僕の出身大学である慶應義塾大学体育会ソッカー部は、毎年1人~3人程度プロサッカー選手を輩出する。一方で5人~10人程はプロを目指すも、無理にカテゴリーを下げてまでプロになろうとはしない。なぜならプロになるよりも、サラリーマンになる方が安定している(正しい思考法とは限らないが、実際そんな考えの人間が多い)し、変な話、その選択をしたほうがお金が稼げたりする。でもこれって構造的にとても"残念なこと"ではないかと思っている。

ほとんどの選手は十数年追いかけてきた夢を、その数か月で決断し、"夢を捨て"、"スーツを着る"。

アスリートになること自体をリスクと考えているからである。もう少しbreakdownして考えるのであれば、アスリートになったら、お金も稼げないし、セカンドキャリアに不安しかない、と考えているのである。

こんな大学の同期たちを見て、なんかさみしいことだなぁと、漠然と思ったし、構造的にこれを変えることができたら、めちゃくちゃ素敵なことじゃないか!とずっと思ってきた。今回この学習を始めた理由は、アスリートがアスリートであるうちから、セカンドキャリアに対しても夢を感じられるようなそんな手助けができれば、この問題を構造的に解決できるのではないかと考えたのである。まずは自分自身がアカデミックな領域に頼りつつ、この領域に対する知見を深めたく学習を開始するに至った。

②OB訪問時に感じたこと

今勤めている企業は、就職活動生からも根強い人気がある総合商社である。学生たちはみな目をキラキラさせながらOB訪問に来てくれる。前回のnoteでも記載したように、僕自身ビジネスマンになってから年間50人~100人程度の就職活動生と面談を行ってきた。1対1もあれば、最近は時間のマネジメントがうまくできず1対多数でもやることも多い。毎回話に聞きに来る学生たちの質問の多くは「どうすれば商社に入れる?」か「商社に入って一番感動的なエピソードは?」等の、いかにも就活チックな質問である。僕自身社会人2年目くらいまでは、それでも胸を張りながらちょっと偉そうにかっこつけた話をしていた。でも「これって本質的に就活生のためになっているのか?」という疑念がどんどん大きくなっていった。社会人3年目でこの問題意識を明確に掴み、本等でコーチングという領域があることを知った。そこからは就職活動生とのコミュニケーションでは必ず、コーチングの手法を取り入れている。就職活動生の中には、期待していた話と違うなーという顔をする人も多いが、それでもその当時よりも自分本位ではなく、就職活動生と真摯に向き合えていると確信している。

③Edo All Unitedでのクラブでの活動

僕はこのクラブで選手でありながら、強化部という部署でポストに就いている。コーチの選定や選手の選考/進路相談を行う部署である。特に一年目は、意図的にアカデミックな領域に頼らずに現場でクラブの組織作り、マネージメントを小手先の技術に頼らず経験しようと、勉強はしなかった。結果として失敗することもたくさんあった。というよりほとんどの事がうまくいかなかった。悔しかったし、それ以上に現場で"生き物を創る難しさ"を痛感する一年であった。今年はそれら現場で体感したことを体系的に解決するために学び、人や組織の潜在的な力を引き出せるような、そんなスキルを手に入れるために学習をはじめようと思ったのである。


今後

実際に初回授業を受けてみた感想は「とにかくワクワクした」である。コーチングを体系的に学び、自分自身の頭の中を整理することで、まずは現状副業で携わっているサッカークラブ(Edo All United)の強化部での仕事に役立てられると思った。またコーチングを学ぶことは自己基盤の構築にも確実に寄与すると感じた。(⇒誰かに何かを言う前に、まずは自分が誰かのロールモデルになるという意識付けのようなもの)

あくまで僕が何かを選手に押し付けるのではなく、選手と同じ目線で景色を覗き、彼らの「ナリタイ自分」や「ヤリタイこと」を整理し、信じて、潜在的に眠っている強い想いやエネルギーを引き出したいと思う。(⇒ピグマリオン効果というらしい)

その結果、中/長期的にはアスリートやビジネスマン各人の目標を見つけ、それらを後押しできるような力が手に入ればなと思ったりしている。(まだまだボンヤリ、、)

引き続き楽しみながら勉強していきたい。


以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?