【あの卒業生は今】川島栄子さん
【あの卒業生は今】vol.24
以前は人見知りで人間関係をシャットダウンしていたこともあるという川島栄子さん。桜美林での学びを経て、現在は子育てと仕事を両立して暮らしているそうです。
そんな川島さんに大学での経験や卒業後のご職業についてお聞きしました。
‐自己紹介をお願いします。
2005年に、英米文学科を卒業した川島栄子です。
卒業後はアパレル会社に就職して、現在はアパレルの卸売りをしています。
‐なぜ桜美林大学に入学したのですか?
幼いときに家で映画を見ていて、たまたま音声が英語に変わってしまった時に、英語って面白い!と感じました。そこから英会話教室に通ったり、英語に触れて育ちました。高校は文化女子大学の高校でファッションを学んでいたのですが、やっぱり大学では英語を学びたいと思い調べていたら、桜美林大学を見つけ、インスピレーションで選びました。
‐大学で印象に残っていることは何ですか?
もう退職されていると思いますが、大城先生の授業は印象に残っています。先生は厳しいけど、とても優しい先生でした。私のクラスは、私を含めて2人以外は留学生ばかりで、できないことだらけだったのですが、その先生のおかげで先生の授業はとても印象に残っています。
‐紹介していただいた岡田さんとのつながりは何ですか?
留学前は顔見知りではありましたが、留学中に仲良くなりました。現在は、近くに住んでいないので、会うことはできませんが、UCLA会という、留学にいったメンバーとの交流会があり、その時に話しています。
‐英語を上達するために意識したことはありますか?
学校では、留学生が多いクラスで、留学生に英語で話しかけたりしていました。留学生は日本語が話したかったと思うのですが(笑)
あとは、上智大学の友達がいて、その子も英語を学んでいたので、その子の外国人の友達と遊んだりしていました。その経験でも英語が鍛えられたと思います。とにかく「当たって砕けろ」という精神で頑張って話しかけていました。旦那さんもアメリカ人で、たまに上手く伝えられないこともあるのですが、単語だけで話したりして会話しています。
‐社会人になって大学の経験で生きているものはありますか?
在学中に、短期留学でロサンゼルスのUCLA校に行ったことです。
それまでは、人見知りで人と話すことが苦手でしたが、留学に行ってから人と話すことが楽しく、自信を持つことができました。人見知りでシャットダウンしてしまうことがありましたが、現在それがないのは、留学にいったおかげだと思います。
留学は緊張したけど、周りの人と一緒に行くことができたので、少し安心して行くことができました。勇気がいると思うけど、チャンスがあるなら行った方がいいと思います。
‐学生時代に後悔していることはありますか?
もっと勉強しておけばよかったです。当時はゼミが必須ではなかったのですが、ゼミに入ってみると新しい発見があったのではないかなと思います。また、言語しか勉強していなかったので、「一般的な教養も学んでおけば、今話が広がるのに!」と思うことがよくあります。
‐卒業後の進路を教えてください。
新卒では、渋谷109に入っているようなアパレルショップの小売り業をしていました。小さい時から洋服がすきで、小学生の時から、デザイナーになりたいと作文に書いていたりしていました。アパレル関連への興味はあり、何になるかは決めかねていましたが、気づいたときには就職活動を進め、そのまま就職しました。
新卒の会社では体調を崩してしまい、退職しましたが、やっぱりアパレル業界を諦められず、現在働いているアパレルの卸売りの会社に就職しました。
出産する前は、バイヤーとしてイタリアで働いていました。文化の違いに戸惑って大変でした。例えば、商品が入っていないことを伝えると、日本だとすぐに謝ってもらえるのですが、イタリアだと入れたの一点張りで、それを伝えるのが難しかったです。言葉で伝わらない場合は、書面で渡すなどの工夫をしました。このようなことを乗り越えた時は、やりがいを感じました。
‐子育てとの両立はどのようにされていますか?
旦那さんがいなかったらできていないと思います。会社で私が初めて育休産休をとりました。総務の方と相談して、時短勤務にして子どもを保育園に預けながら働いています。最初は育休が取れるのかどうか心配していましたが、時間なども自分で決めることができ、相談して良かったなと思います。
‐今後の目標は何ですか?
仕事を続けて行くことです。子育てをしているので、時短勤務になっていたりするのですが、子どもが大きくなったら、フルタイムで働くことがまず目標です。そしていずれはまたバイヤーの仕事も再開したいと思っています。
‐あなたにとっての桜美林大学とは何ですか?
積極的になれた場所です。高校までは人見知りで、積極的に人と関わる感じではなかったのですが、大学に入ってからは、色々挑戦してみたいこともでき、積極的になることができました。