【あの卒業生は今】 河田 純花さん
【あの卒業生は今】vol.9
高校生の時に興味を持ったウェディングプランナー。ビジネスマネンジメント学群を卒業後、まさにウェディングプランナーとして働いている河田純花さんに今のお仕事に繋がった大学時代のお話しをしていただきました。
-自己紹介をお願いします。
2019年にビジネスマネンジメント学群を卒業しました、河田純花です。
卒業後はウェディングプランナーとして結婚式場で働いております。よろしくお願いいたします。
-ウェディングプランナーになろうと思ったきっかけはなんですか?
高校時代は医療系の職業を目指していました。しかし、血を見ることが苦手ということに気がつき、医療関係を諦めて進路に悩んでいました。そんな時に母から「ウェデイングプランナーという仕事がある」と紹介してもらったのがきっかけです。その時は興味半分で調べ始めたのですが、人を幸せにできるというのが素敵だなと思い大学進学もブライダルのコースやサービス業全般が勉強できる桜美林大学を選びました。大学でたくさんのことを学んだ後も意志は変わらずウェディングプランナーとして現在も働いています。
-働いていてどんなときにやりがいを感じますか?
たくさんの結婚式をお手伝いさせていただいています。結婚式当日に、担当した新郎新婦に「河田さんが担当で良かったです」や「ここで結婚式を挙げられて良かったです」と言ったお言葉をいただいた時にやりがいを感じます。
感謝のお手紙をいただくこともあって、この仕事に就いて本当に良かったなと思っています。
-大学時代にウェディングプランナーになる為にしていたことはありますか?
桜美林大学にもブライダルの授業があったのですが、あまり授業数が多くはなかったので、結婚式場でアルバイトをしていました。業務内容は料理の配膳だったので、目指している職種とは違ったのですが、結婚式場で働くことで学べることが多いと考えアルバイトをしていました。実際に働いていく中で、大変なことや疲れてしまうことも多かったのですが、ウェディングプランナーになりたいという気持ちは変わりませんでした。このことがきっかけで、ウェディングプランナーを目指す決意ができたのでアルバイトを経験して良かったなと思っています。自分の目標に近づく為に、自ら考えて行動を起こすことの大切さを身をもって経験しました。
-大学時代に大学祭実行委員会に所属されていたと伺いました。
大学祭実行委員会の活動や経験の中で今も役に立っているものはありますか?
私は、野外企画局という野外に設営したステージでの発表やイベントを企画する部署の責任者をやっていました。部署を運営していく中で、出演者との進行の相談や、当日のステージ構成を考えたりしていたのですが、そういった一つ一つの仕事が、ウェディングプランナーの仕事に似ているなと働き始めてから思いました。似ている部分が多いからこそ、大学祭実行委員会での活動経験が今の仕事にも活かされていると感じています。
また、活動の中でたくさんの人との関わりがありました。大学祭実行委員会の学生との関わりはもちろんですが、大学祭をつくる中で大人の方とお話しをする機会も多くありました。その経験からコミュニケーション能力が身につきました。ウェディングプランナーの仕事も初めてお会いする新郎新婦とお話しするので、コミュニケーション能力が必要です。そのような時に、大学祭実行委員会でたくさんの方とお話しをした経験が役立っていると思っています。
-今後の目標はありますか?
これから歳を重ねる中でより良い結婚式を提案できるようになっていきたいです。今は3年目で先輩方に比べて接客スキルが足りないと思っていますし、自分なりの提案方法もまだ確立できていないので、今後の課題です。
また、後輩を育てるということにも興味があるので、今後は新人教育にも携わっていけたらと考えています。
-それでは最後の質問です。あなたにとって、桜美林大学とはどんな場所ですか?
「今の私をつくった場所」です。
ウェディングプランナーの仕事や、趣味、大学祭実行委員会の人の繋がりなど今の私が好きなことは全部大学時代に見つけたことなので、桜美林大学は今の私をつくった場所です。
今でも連絡をとるのは大学時代の友人が多く、仕事も大学の時に決断したものです。高校時代の楽しかった思い出もたくさんありますが、大学に入って“ちょっと大人”になって考えたことや行動したことが今の私に結びついています。