球状星団で人を探そう
地球外知的生命探しは今も熱心に行われていますが、最近注目されているのが球状星団です。米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの発表によると、球状星団には非常に長い歴史をもち、高度に発達した文明が存在するかもしれないとのことです。
球状星団の星のほとんどは誕生してから100億年もたっていますので、長い期間安定して惑星をはぐくむことができます。その結果、生命が誕生して高い技術を発達させることができ、しかも高度な文明が長続きする確率が高まるうえに、隣の星までの距離が短いので、星間飛行をしている可能性もあります。移動は無理であっても、電波による通信であれば隣の星まで1か月でメッセージやデータを届けることができますので、メールのやり取りをしている可能性は十分あります。
隣の星とのやりとりに片道一ヶ月と言えば、飛行機で移動できるようになる前の日本とヨーロッパやアメリカみたいなものですから、十分あり得ることのような気がしますね。そのような星に住んでいる天文学者は地球を見て「こんな孤独の惑星では文明の交流が無いので知的生命体は誕生するはずが無い」と判断してしまうかもしれないですね。
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