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何十年も待ちわびた一言

今日は・・・・おばあちゃんの話。

今日は、母方のおばあちゃんの誕生日。

一昨年亡くなったのですが、
就職して家を出るまで20年以上一緒に住んでいたので
おばあちゃんとはたくさんの思い出があります。

我が家の家系は比較的真面目な人が多いですが、
おばあちゃんだけは、異質。

たばこを吸って、パチンコ大好きで、コーラをこよなく愛する
ファンキーという言葉がぴったりなおばあちゃん。

自転車に乗れなくなった80歳になる前までは
お金が入ると、毎日薬屋さんに行ってくると言っては
お金がなくなるまでパチンコ。

全て使い切ったら、次のお金が入る日まで
家の中でテレビ鑑賞とトランプのソリティアをして
部屋の中に閉じこもる日々。

そういうお金の使い方をする人なので
ぼくが生まれる前から我が家では居候の立場。
だけど、いつも強気でその立場を嘆くばかり。

当然そんな態度で生活しているおばあちゃんと
養っている父とは、
子供ながらに気づく位、同じ家の中に住んでいても
何十年も疎遠の関係でした。

その中で2年前の誕生日。
おばあちゃんは米寿を迎えたので
親族揃っておばあちゃんの誕生日会を開きました。

その冒頭。
おばあちゃんが急に挨拶を始めました。
「一つ、言いたいことがあります。
長い間この家に置いてくれてありがとう・・・。」

それは、はじめて聞いた父への感謝の言葉。

ずっと言いたかったけど、言うタイミングがなかったのか
急にこの日は言おうと思ったのかはわかりませんが
今まで、何十年も2人の関係性を見てきたぼくとしては
おばあちゃんから聞きたかった言葉を聞けて
本当に嬉しい誕生日会となりました。

そして、その年におばあちゃんは亡くなりました。
2人の何十年もの関係性があの一言で全て解消されたとは思いませんが
家族として亡くなる前にあの一言があって本当に良かったと。

父にとっても、おばあちゃんにとっても。

そんなことを思い出した今日の朝でした。

今日のはじめて
最近、朝にnoteを作成しているために、
時間経過がおかしくなっており
今日というか実質昨日になるのですが、
リモートデーだったので子供たちと朝散歩。

子供たちはセミ捕りをしたいということで
虫あみと虫かごを持って今年はじめてのセミ捕りをしに公園へ。

公園は、夏を感じる
あのミーン、ミーンという音が響き渡っています。

ただ、耳を立てて、そのミーンミーンという鳴き声の方へと
近づいても全然セミは見つかりません。

考えたら、ぼく自身、人生でセミ捕まえたことない。

公園のどこらへんにいて、どうやって捕まえるのか全く分からん。
子供たちと数十分探したけど全く可能性を感じず、結局断念。

調べたら、こちらから何か仕掛けないといけないんですね。

子供の頃から興味ないことには全く挑戦してこなかったので
やったことがないことが多すぎて
教育する立場になった今、後悔することが多い。

子供には、その分色んな経験を小さい頃から
させてあげなきゃと改めて思いました。

今日のメモ
・要領は良くありませんが、限りある時間で仕事をするために日ごろからスピードは重視しています。

・最近のぼくのあさイチのルーティンは、noteを書くことです。

・こういう極端な生き方をする人が今後は成功するんじゃないかって思います。

・最近は、飲む機会も増えたので、これは知っておきたい。

10,000レビューまであと、1073。

では、また明日。


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