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#1 続・空港社員が行ってきた!|新千歳発&成田着!韓国(清州・ソウル)2泊3日の視察出張

【2025年2月13日(木)追記】エアロKによるとかち帯広空港-清州国際空港間の期間限定運航は、2025年2月11日をもって終了しました。以下の記事中に当該の運航に関する内容が一部残っておりますが、何卒ご了承ください。なお、新千歳空港-清州国際空港間はエアロKが引き続き毎日運航していますのでぜひご利用ください!

皆さま、2025年も北海道の空港 とかち帯広空港(業界用語ではOBO/RJCB)を何卒よろしくお願いいたします!

初訪問の方へ:当note開設の経緯、ならびに当空港の紹介はこちら⇩

2025年初投稿は、当note開設時にもお知らせした通り、海外への視察出張を1月8-10日で行いましたのでそのご報告です。韓国の清州(チョンジュ)市とソウルの2都市を見てきました。

航空便は韓国のLCC エアロK利用。1月25日-2月11日の期間中、帯広-清州間を直行チャーター便で運航いただくエアラインでございます。

≪とかち帯広空港発着の運航スケジュール≫

  • 2025年1月25日~2月11日/火・木・土曜日のみ運航

  • RF354便 清州 14:00 → 16:25 とかち帯広

  • RF353便 とかち帯広 17:25 → 20:35 清州 ※2025年1月現在の情報

今回は、既に就航している新千歳空港発の便で清州へ。清州からは成田空港行きの便で日本に戻りました。
色々と書き記していきますので、皆さまのご旅行の参考になれば幸いです!


*筆者ステータス(社員2名で巡りました)
 ①公式note担当K:韓国旅行ひさびさ。清州は初めて。
 ②S部長:担当Kの上司。韓国は家族旅行でよく訪れるが清州は初めて。
*事前準備
 ・アプリ:note担当Nの助言に基づき、NEVERマップをダウンロード
 ・ネットワーク:海外用Wi-Fiルーターをレンタル(4G 容量無制限)
 ・保険:クレジットカードの付帯保険のみ
 ・その他:外務省海外旅行登録「たびレジ」を事前登録(無料)
 ・クレジットカード:VISA
*行程
 ・往路:2025年1月8日(水)新千歳空港11:30発-清州空港14:45着 
 ・復路:2025年1月10日(金)清州空港15:50発-成田空港18:05着 
 ・1泊目・2泊目とも清州市内に宿泊


視察出張1日目(新千歳から清州へ)

まずは新千歳空港出発時から

1月8日(水)朝、新千歳空港の国際線ターミナルへ。エアロKのチェックイン(搭乗手続き)は出発時刻の2時間30分前-60分前まで開設されます。今回は11:30出発予定だったので、9:00-10:30。

エアロKのロゴ入りサインも出ていました

カウンタースタッフさんにテキパキとチケット発券していただきました。
なお、LCCといえば預け荷物の重量制限が大手に比べると少々厳しく、エアロKは機内手荷物が10kgまで。そして預け手荷物はBASIC運賃だと15kgまで。予約時に重量追加も出来ますし、その場で追加料金を支払うことで対応も出来ます。
この時の私のキャリーバッグ(預け手荷物)は約10kgでした。旅の終わりにはお土産の重さが増えるので、出発時の重量を覚えておくと便利です。

清州の英文表記はCHEONGJU

国際線の出発口から保安検査、出国審査など通過していきます。検査場内は保安上の理由で撮影禁止ですのでご注意。

国際線の出発口 ちょうど空いてました

また、国際線の出発時は100mlを超える液体物を持っての通過も出来ません(日本全国共通)。飲みかけのペットボトルなどはここで廃棄となります。

とかち帯広空港から国際線でご出発の際も同様です!

昔と違ってパスポートへのスタンプ押印もなく、自動ゲートでスムーズに出国し国際線搭乗待合エリアへ。私も国際線ターミナルが今の姿になってからは初めて利用しましたが、免税店、レストランなどかなり充実しています。

北欧っぽい雰囲気も感じる国際線搭乗待合エリア

ちなみに今回、帯広から新千歳空港へはJR特急にて移動。えきねっとトクだ値の割引価格で予約・発券し、列車の遅れもなく快適でした。

いざ、エアロK RF351便で出発

この日は64番搭乗口から。窓越しにエアロKの機体が見えました。

機種はエアバスA320-200型

≪新千歳空港発着の運航スケジュール≫

  • 2024年11月28日~ 毎日運航中

  • RF352便 清州 7:50 → 10:30 新千歳

  • RF351便 新千歳 11:30 → 14:45 清州 ※2025年1月現在の情報

≪とかち帯広空港発着の運航スケジュール≫ (何度も書きます)

  • 2025年1月25日~2月11日/火・木・土曜日のみ運航

  • RF354便 清州 14:00 → 16:25 とかち帯広

  • RF353便 とかち帯広 17:25 → 20:35 清州 ※2025年1月現在の情報

航空券とパスポートを提示し機内へ。

前の座席との間隔(シートピッチ)はLCCとしては標準的と感じました。なお機内前方の2-5列目は若干足元が広いようです。座席指定は別途料金ですが、特に足の長い方には有効な選択肢かもしれません。

エアロKは無料の機内食や飲み物はありませんが、軽食や飲み物を機内で購入できます。しかも韓国ウォンの他に米ドルと日本円の現金払いもOK。但し日本のクレジットカードは機内購入では使えないのでご注意。

機内販売誌の表紙。かわいい

Onboard Shop - Aero K 에어로케이

私たちの周り(大半が韓国人と思われる)はカップ入りの「辛(シン)ラーメン(日本円で400円)」を頼んでいる方が多数。お湯入りで「HOT」と書かれたシールでフタを止めた状態で提供されていました。

コーラとジュース(いずれも300円)を購入してみました

フライト中、機内で入国カードの配布もありました。私たちも1枚ずつ受け取り記入。ここで注意点ですが「Address in Korea」は滞在するホテルの名前を記入すればいいのですが、電話番号欄もしっかり埋めましょう。私は入国時に空欄で出してしまい指摘を受けてしまいました(反省)

韓国の入国カード(外国人用)

約3時間15分のフライトを経て清州に到着。機内は9割近い搭乗率でしたが、機内は落ち着いた雰囲気。CAさんもキビキビしており気持ちよく過ごせました。

韓国 清州国際空港に到着し、施設見学

降機し、清州国際空港(業界用語ではCJJ/RKTU)のターミナルビル内へ。韓国の空港の大半に言える事ですが、清州も軍民共用空港のため撮影制限がありますので、写真少なめの進行となります。何卒ご容赦ください…。

ターミナルビルは2階建て。一つの建物を国内線と国際線に分けています。とかち帯広空港のターミナルビルよりも大きく、就航路線も年間利用者数も近年増え続けています。日本との就航路線は成田、関西、福岡、新千歳が既に定期便として運航中です。

ターミナルビル外観(送迎レーン側)と空港名のサイン

ターミナルビル内では検疫カウンターを通過し、韓国への入国手続き。

許可を得て撮影 通常は撮影不可です

自動ゲートと有人カウンターがありますが、自動ゲートは韓国人の方のみ。外国人は有人カウンターの列へ並びます。

この案内サインの通りに並べばOK

こじんまりとした感じではありますが、仁川国際空港や金浦国際空港などの大空港と違い、入国手続きが大行列にならずスムーズなのが非常に素晴らしいです。

国際線バゲージクレームで預け手荷物を受け取り、税関を通過して到着ロビーに出たら、空港運営会社の方が私たちを出迎えてくれてご挨拶。館内を詳しく見学させていただきました。担当の方曰く、ソウルにも近い立地のため国内線・国際線ともに便数増・利用増が見込まれるとの事です。清州市だけでも人口85万人くらい、周辺も含めると250万人くらいの大きな都市圏のようです。

2階建てのシンプルな構造でとてもわかりやすい

ここでは空港到着時に便利な施設に絞ってご紹介します。ターミナルがコンパクトにまとまっているので、迷う心配はありません。

施設のご案内 < 空港施設|CHEONGJU INTERNATIONAL AIRPORT

両替所(1F 6:00-22:00)

日本円→韓国ウォンへのレートもまずまず良かったです

売店(1F)

まだ新しいお店なのか、空港サイトにはまだ載っていません。なお、2Fに上がれば別のコンビニエンスストアもあり、そこには韓国の交通カード「T moneyカード」のBTSデザイン版も販売されていました。ファンの方は要チェックです。

コーヒーマシンもありますね

観光案内所(1F 8:00-22:00)

清州市内の日本語リーフレットも無料でもらえます。
空港から各方面へのバスの時刻表も教えていただけました。

英語を話せるスタッフさんもいました
自由に取れるリーフレットラック

Wi-Fiルーター貸し出し(1F 5:30-22:00)

帯広にはルーター受け取りカウンターが無いため、帯広発着のチャーター便で海外旅行に行かれる場合は「宅配便での受け取り&返却」が主になるかと思います。
しかし清州空港での現地受け取り可能な貸し出しサービスを利用すれば、このカウンターへの立ち寄りで済むので便利かと思います。

両替所のすぐ隣にあります

帰国時(清州出発時)に利用するレストランや免税店は続編にてお伝えします!

分別ごみ箱がスーツケース風デザインでかわいい

清州市内ホテルへ

清州空港からホテルへは空港運営会社の方に車で送っていただきました(恐縮)。清州空港からの交通アクセスについては続編にてご紹介します。

今回泊まったのは清州市内のGLOUCESTER HOTEL CHEONGJU
グロスターホテルチョンジュ、と読みます。私はJTBウェブサイトで、S部長はBooking.comでそれぞれ予約しました。

3階にフロントロビー。すごく綺麗なホテルです。客室数352。
日本語を話せるスタッフさんもいました。

海外ホテルなので、客室には歯ブラシやスリッパがありませんが、フロントの自動販売機で購入できます。コンセントの変換プラグもありました。

歯ブラシセットが2,000ウォン、スリッパが1,900ウォンなど
エアロKのモデルプレーン発見

客室も、スタンダードルームを利用しましたが広さ・設備とも申し分なく、バスタブはなくシャワーブースのみですが、温水洗浄便座、バスローブも備わっていました。冷蔵庫は空で、ペットボトルの無料ミネラルウォーターが2本入っていました。

スタンダードルームのイメージ画像(公式サイトから引用)

全体的に日本のシティホテルと遜色ない雰囲気です。私も設備・サービス・立地いずれも気に入りましたので、ここで勝手におススメします。
なおホテル1階にセブンイレブンがあり、日本と同様にソフトドリンク、ビール、お菓子、パン、簡単なお弁当など購入できます。日本のクレジットカードで問題なく支払い出来ました。

清州市内で大満足の夕食

19時過ぎ。フロントスタッフさんに相談し、ホテルから徒歩圏内でサムギョプサルを食べることにしました。徒歩約8分でお店に到着です。繁華街で通行人も多く、女性でも不安なく歩けると思います。塾帰り?の子供も歩いていました。

繁華街の雰囲気
こちらのお店に入店しました 店名は「대발이네 연탄구이」
まずはおかず登場 おかわりも可能

看板メニューの塩サムギョプサルを頼みました。テーブルにて焼くスタイル。男性店員さんが美味しく焼いてくれました!

めちゃ美味しかったです。他に言葉が見つからない

お酒は韓国の焼酎(ソジュ)とビールを注文。焼酎2+ビール8の割合で混ぜて飲みました。韓国では「ソメク」と呼ばれる飲み方です。

こんなボトル
そしてこんな出来上がり

お肉もお酒も、そして付け合わせのおかず達もとっても美味しく、店員さんも優しかったです。記事を書いている今も思い出してよだれが出そうです(苦笑)
店内は店員さん・利用客ともに20-30代の方が多かったですね。また清州を訪れる際にはぜひリピートしたいです。営業時間は16:30-01:30との事です。

丸椅子のフタを空けてコートを収納できるつくりでした

ホテル近隣にて締めのカフェ

S部長はカフェ&スイーツ好きで、話し足りないため2軒目は男2人でカフェに移動(笑)

まだ新しそうなショッピングモール

ホテルすぐそばのショッピングモールに22時まで営業のカジュアルなカフェを見つけ、ソファ席にてくつろぎ。長い1日目が終わりました。

The Coffee Bean
私は辛党なのでコーヒーだけいただきました

出張1日目が終了。最後までお読みいただきありがとうございました。続きは近日中に公開予定!清州市内のこと、ソウルへの移動方法などをお伝えします。⇒記事完成し公開しました!

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とかち帯広空港 公式note担当 K

※ご紹介した内容は2025年1月上旬当時のものです。最新情報とは異なる場合があります。

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