#1 旅したく編|パスポート申請はとにかくお早めに!
海外旅行ガイド 旅したく編。第1回は十勝・帯広におけるパスポート申請について紹介します。最後のほうには2025年の国際線運航予定もあります!
私は過去に旅行会社の添乗員をしていて、海外旅行にもたびたび行く機会がありました。コロナ禍前には家族でハワイにも行ったのですが、ここ数年は海外旅行に行けず、気づけばパスポートの有効期間が切れてしまっていました。
というわけで、今回改めて帯広市内でパスポート申請を行いましたので、皆さんの参考となるよう体験記としてお送りします!
そもそもパスポート(旅券)とは?
パスポートは海外でも通用する身分証明書。海外旅行ではパスポートが無いと入国も滞在も出来ません。また、外国滞在中にパスポートを紛失すると身分を証明できなくなるので、盗難や紛失に十分注意し、大切に保管・所持しなければなりません。
申請はお住まいの市町村にて!
北海道でパスポートの発給申請ができるのは、原則として北海道内に現住所(住民登録)のある人。そして十勝管内の各市町村に住民登録をされているなら、原則としてお住まいの市町村窓口での申請となります。
なお、一時帰国者や住民登録地以外に居住する学生・長期出張・単身赴任者などは十勝総合振興局での受付となる場合があります。
帯広在住 しかし本籍地は札幌だった私
私は札幌出身で、十勝に引っ越してきたのは2019年。住民票はちゃんと帯広市に変え、愛車のナンバープレートも帯広ナンバーに変更済み。それでも、本籍地は今も札幌のままです。
パスポート申請には戸籍謄本(交付後6ヶ月以内のもの。戸籍抄本不可)が必要で、これは本籍地の市町村にて発行してもらう必要があります。
本籍を詳しく確認したい場合は、運転免許証やマイナンバーカードのICチップを読み取るスマートフォンアプリ「IDリーダー」を使うと便利です。実際に読み取らせてみた結果がこちら↓
見ての通り、昭和生まれの私です。
おかげさまでゴールドです。
かつて戸籍謄本は郵送で取り寄せ、または本籍地の市区町村窓口に出向いて発行でしたが、2024年3月からは本籍地以外の全国どこの市区町村の窓口でも戸籍謄本を請求できるようになりました。良い時代になりましたね。詳しくはお住まいの市町村のウェブサイト等で確認を。
私は今回たまたま千歳出張があり、帯広に帰る前にJR新札幌駅に向かい、厚別区役所にて戸籍謄本を発行してもらいました。札幌市は本籍地の区に関わらずどの区役所でも戸籍謄本を発行してくれます。
十勝・帯広には私と同様、就職や進学で十勝管外から引っ越してきた方も多くいらっしゃると思います。戸籍謄本取り寄せの参考になれば幸いです。
パスポートの申請書はウェブでダウンロードできる
申請書は市町村の申請窓口でもらえますが、あらかじめインターネット上で作成しておくと記載ミス防止に有効です。PCまたはスマートフォンで必要事項を入力し、プリンタで印刷。署名欄は本人の直筆で記す必要があります。
パスポートの写真は規格が厳格に決まっている
パスポートの写真は国際規格が定められており、縦45mm×横35mm 、フチなし、顔の頭頂からあごまでが34ミリメートル±2ミリメートル…などなど、厳格な決まりがあります。証明写真機などで撮影する際は十分注意を。写真スタジオで撮影すれば、お店の人がパスポート用写真の規格を満たせるよう配慮して撮影してくれますのでお勧めです。
パスポート申請用写真の規格(令和5年8月10日更新)|外務省
満を持して帯広市役所へ
必要書類も、写真も無事揃ったところで、帯広市役所の戸籍住民課窓口へ。職員さんはテキパキと書類をチェックしてくれました。このあとは書類が札幌に送られ、完成したパスポートが返送されてくるそう。原則は申請日の翌々週の同じ曜日に引き渡し。改めて窓口に取りに行くこととなります。
2週間で出来るのならそれほど長くない、とも思えますが、お得な航空券、海外ツアーは突然にやってきます。いざ海外旅行が決まってからだと結構余裕が無い可能性もありますので、ぜひ早めにパスポート作っておきましょう。
無事にパスポートが出来たら「たびレジ」登録を
たびレジとは、外務省による海外安全情報の無料配信サービスのこと。海外旅行を安全に楽しむため、もしもに備えて登録しておきましょう。
(速報)今後のとかち帯広空港 国際線運航予定
韓国内陸部 清州(ちょんじゅ)市にあります清州国際空港と、
我らがとかち帯広空港を結ぶ国際線が2025年1~2月に運航決定です!
韓国のエアロKという航空会社による運航です。
2025年1月25日~2月11日/火・木・土曜日のみ運航
RF354便 清州 14:00 → 16:25 とかち帯広
RF353便 とかち帯広 17:25 → 20:35 清州
機材:エアバスA320-200(普通席180席)※2024年12月現在の情報
海外の航空会社ということもあり、エアロKという会社名にはまだ聞き馴染みのない方がほとんどかと思います。エアロKは韓国の格安航空会社(LCC)で、清州国際空港を拠点に運航中。日本との路線は清州-成田、清州-関西、清州-茨城などを運航しており、当空港には2024年10月に清州-帯広便として2往復運航されました。
LCCに乗った経験をお持ちであればご存知かとは思いますが、国際線であっても機内食やドリンクサービスは別料金。機内テレビや音楽などのサービスはなく、大型スーツケースなどの預けも運賃タイプによっては別料金となりますが、一般的な大手航空会社に比べるとかなり格安で移動できます。
今後、当noteにてエアロKの航空券予約方法、清州市内の情報、清州からソウルへの交通アクセス等を随時掲載していきます。ぜひご期待ください!
おまけ
当空港の点検車を1台ご紹介。滑走路や誘導路の点検等を行う車両です。マニュアル駆動式で運転がちょっと大変ですが、滑走路に侵入してくるカラスやキツネ等の追い払いにも活躍しています。舗装面だけでなく、時には草地を走行することもあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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とかち帯広空港 公式note担当 K