「再婚承認を要求します」を読んだ

※ネタバレあります

ライン漫画で「再婚承認を要求します」を読んだ。
最初はスカッとジャパンみたいな話かな〜て思いながら課金して最新話(92話)まで読んだけど、何かすごく切ない気持ちになったわ。。。主にシーズン1。。。

シーズン1は、皇后がソビエシュにひどい事を言われたり浮気されたりして心が傷ついて、ソビエシュへの気持ちも離れていって再婚する決断をするんだけど、話の要所要所に幼少期の二人の仲睦まじいシーンとか、皇后に寄ってきた男に嫉妬して嫌味言うシーンとか、皇后の顔を見て顔が明るくなるとことか、皇后なしの未来を考えてないとことか見ると、あ〜ソビエシュは何だかんだ皇后が一番大事で皇后も「私はソビエシュを愛していたのね、ずっと・・・」って言ってたから、二人のコミュニケーション不足でこんな別れ方になったんかなって考えると切なくなった。

今この記事を書くために2周目読みながらコメントも見てるんだけど、その中に

「ソビエシュはナビエ様の事を愛してはいたんだよね。同時に完璧すぎる皇后にコンプレックスも抱いていた。さんざっぱらナビエ様をやれやれ・・・と見下したのも、嫉妬させたい、必要とされたい気持ちの裏返し」

という素晴らしいコメントを見つけて、やっとソビエシュがラスタを連れてきた意味が分かった。ラスタを使って皇后の気持ちを煽ろうとしたんやろなって。まあ単にソビエシュの本能でラスタを気に入って連れきたってのもあると思うけど、4話でソビエシュが皇后に対して
「一度でも、私の言う事に大人しく従えないのか?」
て言ってたから、この解釈は合ってると思う。

最初の方、ラスタラスタ言ってるのに後半になってくると”ラスタ<皇后”になる展開は、正直めちゃくちゃ気持ちよかった。
初見で読んでた時は、「まあソビエシュがラスタに心酔しすぎて皇后って邪魔者が消えた〜やった〜って展開よりは、ソビエシュが皇后に好意寄せてた方が再婚した時の盛り上がりがええもんな〜」てメタ的に見てたけど、皇后に色んなイケメン王子が寄ってきて気が気じゃなくなって”ラスタ<皇后”になったんかなって思うと正直萌えました。その独占欲の強さと不器用さに。
いや・・・・独占欲の強さと言うよりも・・・・・男の嫉妬顔とか男のしょんぼり顔に弱い私にとって、前半の皇后に対する刺々しいソビエシュの顔が後半になってくるにつれ優しい顔になったりするギャップがやばっかった。。。。
正直、後半になるにつれ「陛下きた〜〜〜!」とか思ってた、ごめん。
少女漫画世界での男の嫉妬はわてくしの大好物でしてよ、おほほ。

それにしてもな〜〜〜んか、この二人(皇后とソビエシュ)基本的にコミュニケーションがとれてないと思うんすよね。恋のほうれんそう(報告連絡相談)も出来てないし。
小さい時から一緒にいるから、そこら辺の感覚壊れてるのかも。
自分から勝手に作戦練って、皇后に言わずに勝手に離婚しといて
「私が人生を共にしたいのはそなただ!」
とか言ってるし。なぜ離婚する前にそれ言えんかった?言ったとしても皇后は離婚してると思うけど。
皇后の事大事に思ってるんやったら、不妊クッキーの事も言うべきやし機嫌取るためにバカの一つ覚えみたいに高価な物送るんじゃなくてもっと心を開いて言葉を交わすべきや・・・。

でもちょっと、皇后の誕生日の時に良い雰囲気になったのに皇后に断られてたのはちょっと可哀想やと思た。
正直この漫画見てて皇后がソビエシュに対して直接的な愛情表現(ハグしたり)してるとこ見た事ない気がする。。だから、皇后はソビエシュに対して何も思ってないのかなって思ってたけど、ラスタを連れてきたソビエシュに怒ってる時点で愛はあるんだよね。。。
二人とも権威ある地位についてから、関係性も変わっていったのかもね。切ないね。
けど、関係がうまくいってようが疫病神みたいなソビエシュのいるとこで皇后が幸せになれる未来が見えないので、西王国行って正解です。

シーズン2からは、ワンコ系王子ハインリと皇后が右往曲折しながら絆を深めていく展開を楽しみにしてる。
主にシーズン1は東大帝国(ソビエシュと皇后とラスタ)の話がメインだったから、やっとハインリのターン来たか〜!て感じ。ここからハインリの王様的魅力とかソビエシュとの愛情表現の違いとか色んなかっこよさ可愛さを見れると思ったらワクワクしますね〜!
ソビエシュは身内感がすごかったけど、やっとその身内から飛び出て初めて恋というものをするんじゃないかな〜て思ったり。
ワクワクがとまんねえや!ハインリが皇后の心のドア開けてくれぃ!!
あ〜でもシーズン2はソビエシュが皇后を何としてでも奪還させたいから色々仕掛けてきそう。それでハインリとの愛深まれ。

ぬああ〜〜〜!まじでおもろいな〜この漫画〜〜〜
ソビエシュと皇后が思い出す昔の記憶にほぼ不妊クッキーが出てくるのも面白いし。
そういやあ、魔法を使える王がいる西王国で宝石がたくさんとれるっていう設定、ハウルの動く城のハウルも宝石に囲まれてたな〜って思い出せて良いよね〜。

ちなみにラスタについてですが、こういう系の天然小悪魔キャラにはハインリと皇后の関係を引き裂くような策士もいるのでラスタはぬけてる子で良かったと思いました。
そういえば、”ガールクラッシュ”というK-POPを題材にした作品で可愛いクリクリした女の子が綺麗でクール系な女の子の事を”オンニ”(お姉さん)と呼んでたから、ラスタもそういうオンニ!って言って可愛い甘え上手な子をイメージして描かれたのかなって思った。

これから月曜日が楽しみです( ´ ▽ ` )❤️


<追記>
漫画を読み返してる時に、皇后の誕生日の時のシーンに補足を
入れてくれているコメントを見つけたので貼ります。
「皇后がうなじ、耳、唇と皇帝にキスされて、ラスタと1ヶ月以上イチャついてたのに急に触れてきたから他人にキスした唇を今は嫌だと困惑と嫌がった心理描写があった」
ここの話(24話)読んでる時はソビエシュとラスタが夜の関係になってるって
知らんくて、ソビエシュ可哀想とか思ってた。自分殴りたい。
まあ、そりゃあるわな。。。側室だもん。。。そりゃあるよ。。。。

あ〜〜〜〜ハインリとナビエ様のイチャイチャみたいよ〜〜〜!!!




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