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散らかった状態に慣れてしまっている 汚実家の片付けに成功した話#2

散らかった家に住んでいる人は、なぜ、きれいな部屋にしない・できないのでしょうか。そもそも家が片付いていない人は、大きく2つのパターンに分けられます。

1、片付いたスッキリした家にしたいと思っているけど、できなくて悩んでいる人
2、散らかった状態に慣れてしまって、疑問に思っていない人

汚実家に住んでいた私の両親、特に母は片付いた家で過ごした経験が無いようで、2の慣れてしまっている人でした。ダイニングテーブルの上の半分以上がモノで溢れていても平気な人です。

長年の悩みだった汚実家が、止むを得ない事情で引っ越すことになった時、私と弟で緊急ミーティングを開きました。(今までも汚実家を片付けようと奮闘していた姉はもう諦めていました。)

母に「片付けたいと思わないの?」と聞いても、「もう高齢だし、こういう性格だし、、、」とできない言い訳ばかりで、散らかった状態にすっかり慣れてしまっていている状態でした。「母の根本的な考え方に問題がある」と私は考えていました。そこをどうにかしないと、母はこのまま死ぬまで汚部屋暮らしになる。いや、きっと最後(最期)はゴミ屋敷になっている・・・

「私がプレゼン資料を作るから、〇〇(弟:母と仲良い)が説得してくれない?」と言って、【家が片付かない60代の方へ】向けたプレゼン資料を作成しました。概要はこうです。

1.安心・安全・清潔ですか
2.部屋が散らかる理由
3.必要な○○を知っていますか
4.モノ自体に○○はない

そして、最後のページでこう締めくくりました。

はっきり言います。 モノを溜め込んでしまう性格の方は、 認知症や精神疾患を発症してからでは手遅れです。 散らかった部屋は、介護をする側もされる側も、 死ぬまで、精神的にキツイ状況に追い込まれます。
そうなる前に、問題解決しませんか?

両親は本当はもう70代でした。このプレゼンを私が作ったということは伝えず、弟には「ネットで拾った」といって見せてもらいました。

結果、この作戦は成功しました。


実家の片付けで一番重要なことは、
「お互いに感情的にならない」ことだと思います。
次回、このことについて詳しく記述します。

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