4、開業前の内装工事の仕訳をする
開業前に賃貸物件の一室をお店用に改装工事を行いました。
さてどう処理したらいいものか、調べました。
注)専門家ではないので、あくまでも参考程度にご覧ください。
領収書に加え、明細をもらう
床工事 40㎡ 200,000(税込22,000)
壁紙工事 80㎡ 130,000(税込143,000)
引き戸x2 170,000(税込187,000)
塗装工事 窓枠 55,000(税込60,500)
エアコン 85,000(税込93,500)
棚作成 20,000(税込22,000)
諸経費 300,000(税込330,000)
給排水、ガス工事など 500,000(税込550,000)
電気工事 600,000(税込660,000) など
勘定科目ごとに分ける
全ての項目が、どの勘定科目に当てはまるのか整理します。気をつけるのは、内容と金額です。金額はこちらが税込を採用していても、もらった明細が税抜であれば10万のボーダーラインが変わるので注意が必要です。
相手がどうであれうちが税込なので、税込金額が10万超えたら処理がかわってきます。
勘定科目で迷ったものがあったので、税務署に電話して細かく聞きました。丁寧に教えてくれます。ただ、人によっていうことが変わることもありました。(何回かけてんねん)
10万円以下の物品
それぞれの経費勘定科目にわける
⚫︎エアコン(税込93,500)10万以下なので「消耗品費」でOK。
⚫︎棚作成(税込22,000)「消耗品費」。
⚫︎引き戸x2(税込187,000)、2個分なので1個10万円以下で「消耗品費」でOK。
⚫︎塗装工事(税込60,500)1個で数えられないけど10万以下なので経費勘定「修繕費」でOK。
10万以上のもの
1年以上かけて使用するものは固定資産として、固定資産台帳に記録して、国税庁で決まっている耐用年数で割って毎年償却していく。(定額法)
・建物
・建物付属設備
・工具器具備品
・機械設備
10万以上の経費
・外注工賃
・修繕費
・消耗品費
など、各項目なりの勘定科目でわける。
床工事 40㎡ 税込22,000 → 建物付属設備
壁紙工事 80㎡ 税込143,000 → 建物付属設備
諸経費 税込330,000 → 建物付属設備
給排水、ガス工事など 税込550,000 → 建物付属設備
電気工事 税込660,000 → 建物付属設備
勘定科目毎に金額をまとめる
できました。これを明細と一緒に保管、あるいは振替伝票を作って仕訳をします。
次回は固定資産台帳をつくって決算仕訳をします!
がんばりましょー!!