
be動詞ってなに? ザックリ2分30秒でぶっちゃけ大ヒントあげちゃう!
以前は、英会話を教えていたのですが、その時に生徒さんから「あの〜、今さらなんですけど、be動詞ってなんでしたっけ?」と聞かれることが多かったです。
実は、これ、しばらく英語から離れていた人にとっては、ほんと、アルアルの質問なんです!
私の場合、生徒さんのほとんどは駐在員の奥さんや、美容関連のお仕事で海外に来ることになった人たちで、「学生の時はそれほど必要だと思っていなかったから英語に力を入れなかった。」という人がほとんどでした。
めっちゃ理解できます!
そんでもって、世の中って、なぜかそういう人にかぎって、海外に行けるチャンスが訪れちゃうんですよね。
そんなもんです。
そういう人たちの習い始めの気持ちをへし折らないように、ザックリと説明できたらいいなと思いついたのがこちらです。
ー ここから約2分30秒で説明します! ー
まずは、皆さんに「動詞って何?」と聞くと、「食べる」「走る」「行く」等と答えます。
正解! そのとおりです。
では、短い文章を頭に浮かべて、「食べる」や「行く」等と瞬時に動詞が浮かばなかった場合、あるいは動詞がわかるようでわからなくてなんかモヤモヤするなあと思ったら、それ、be動詞が使われている可能性が大です。
たとえば、
その男性は私の元カレです。
「ん? あれっ?『です』が動詞かな? えっ?」
明日の今頃は、僕たちはビーチにいるだろう。
「ん? あれっ?『いるだろう。いる』っていう動詞あったっけ?」
キャンドルは台所にあります。
「え? あれっ?『あります』ってどんな動詞? えぇ〜わからぁ〜ん!」
(上の3つの解答は最後に載せてあります。)
実は、この「ん?」「えっ?」って感じたら、それ、be動詞の出番です!
ではでは、もちょっと長いシーンを作って、その後にbe動詞がどういうものなのかスッキリできるように説明しますね。
あの日、僕とめぐみは映画を見た。それはロマンスものだった。そのあとで、僕たちはおしゃれなバーに行った。そのバーにはたくさんのリキュールがある。カウンター内にはポニーテイルのイケメンバーテンダーがいる。
僕はいつものボンベイ・サファイヤを使ったGT(ジントニック)を注文した。めぐみはおもむろにバッグからなにかを取り出す。なんとそれは雑誌「ゼクシー」だった。僕はとりあえず携帯をいじる。受信箱にはユキコからのメッセージがたくさんありま〜す。
と、サイテー男ができあがりました。
上記の太字部分が動詞となりますが、「ある」や「だった」などのところで、ちょっと戸惑いを感じませんか?まさにそこ、be動詞が入るんですよ。
この「えっ?あれっ?」がなんで発生するのかを、平たく説明しますね。
手足あるいは耳や口等を使ってある種のアクションがイメージできる文章なら、瞬時でどれが動詞がわかります。また、「知っている」や「愛する」など活発な動きは見られなくても、感覚的に動詞だと簡単に想像できますよね。
要するに、なにかをしているところをイメージしてその動作や動作っぽいことを示しているのが、動詞だと認識できているんです。なんてったって「動詞」って、直訳は「動く詞」だし。。。
ですが、「〜である」や「〜にいる」などと言いたいとき、動き/アクションがイメージできない。むしろ静エネルギーのイメージ。その結果、「ん?あれ?」みたいになってしまうんです。実は、このような「状態」や「存在」を表したいときに出番がくるのが、be動詞なんです。「〜である」や「〜にいる」などを英語で言いたいときには、 be動詞が必要となるんです。
ちなみに、be動詞は、「am」、「is」、「are」、過去形ですと 「was」、「were」、未来形だと「(will) be」です。 (ここらへんは教科書や参考書を開けばふんふんという感じでわかります。)
ー はい、ここまで! 3分かからなかったと思います。 ー
実は、数年前まで、美容師さんのための英会話サイトを展開していて、上記の説明を、記事にしたことがあります。かなりのPV数がありましたので、もしかしたら「読んだことある」という人がいらっしゃるかもしれませんね。
(ちなみにあのサイト、レンタルサーバーへの支払いをすっかり忘れてしまい、すでに削除されてしまいました。コロナ中にいろいろ私の心中に変化もあって、コロナ後は全く投稿していなかったので、今のところ再開予定はないです。)
以上、be動詞をザックリ説明してみました。ヒントにしていただけたら嬉しいです。
(上記3つの文章の解答です。)
その男性は私の元カレです。
The man is my ex-boyfriend. (答: is)
This明日の今頃は、僕たちはビーチにいるだろう。
This time tomorrow we will be at the beach. (答: be)
キャンドルは台所にあります。
The candles are in the kitchen. (答: are )
「ふんわり雲の走り書き」でした。 Thank you for stopping by !