なぜトイレの神様社長はTOTO推しなのか?
1.様々なトイレメーカーを見て・聞いて・触ってみて
2.TOTOの歴史と挑戦
3.業者のココロを掴んだHP・カタログ・施工図面
私は、23才(2007年)からリフォーム会社に勤めてから25才で帰省し、現在会社を継ぐに至るまで、ずっとトイレに関する仕事をしています。
住宅のトイレの交換はもちろんのこと様々な商業施設や公共施設のトイレを提案・設計・施工しています。
もちろんトイレだけではなく、水廻り全般を扱って仕事をしているので各メーカーの一長一短は心得ているつもりです。
参考程度に自宅の水廻りで、メーカー推しの話をするとトイレは題名でもあるようにTOTO。キッチンはクリナップ。洗面陶器はTOTO。お風呂はクリナップ。というように全てTOTOというわけではありません。
ではさっそくなぜトイレはTOTOなのか解説していきます。
1.様々なトイレメーカーを見て・聞いて・触ってみて
トイレを提案するには様々な建物や使用する人の用途があるため知識や経験が必要です。選定で迷いがあるなと感じたらお客様をショールームに連れいきます。
リフォーム会社に努めていた時は東京だったので、TOTO・LIXILは新宿に。Panasonicは汐留にとよく足を運びました。
最近では毎年とは言いませんが、トイレ産業展で東京ビックサイトに行って各メーカーのトイレや建材を知り、トレンドだったり課題解決方法などを学びに行きます。
ちなみに今年2024年は11月20・21日に開催ですね。
ショールームに行くと、カタログでは感じ取れない質感や大きさ、座り心地、製造過程(品質)などが見て・聞いて・触れます。
TOTO製品の便器は陶器です。その中でTOTO推しなのは何と言っても
「セフィオンテクト」
これは釉薬の上に特殊なガラス層を焼き付けることで、陶器表面の凹凸を100万分の1mmのナノレベルで超平滑に仕上げたものです。
分かりやすく提案する時は「TOTO独自で長年苦労して開発した超優秀な焼付塗装技術です」と紹介していますw
ご興味がございましたら見てみてください。
開発当時ショールームに行った際に、営業スタッフの興奮した説明は今でも鮮明に覚えています。それがきっかけでTOTOトイレのファンになりましたから。
それから確かにTOTO便器は汚れの付きにくさ、光沢の維持が格段によくなりましたね。10年以上経過してもきちんとメンテナンスをしていれば購入時と変わらないトイレを何件も見てきていますから。
2.TOTOの歴史と挑戦
TOTOは1914年に初代社長の大倉和親氏によって国産初の「陶製腰掛水洗便器」が完成しました。
もう110年前です。
それから会社は高度経済成長期の波もあり瞬く間に成長し、1962年に「社是」を確立したのですが、その「社是」が現在の私でも心に響きます。
『先人の言葉』
どうしても親切が第一
奉仕観念をもって仕事をお進めくだされたし
良品の供給、需要家の満足がつかむべき実態です。
この実態を賜り得れば利益・報酬として影が映ります。
利益という影を追う人が世の中には多いもので
一生実態を捕えずして終わります。
まさに古き良き日本の経営哲学ですね。しびれます。
それから日本のトイレメーカーとして常に先頭を走り、技術・サービス革新は元より今ではグローバルに挑戦し続けています。
そんな姿勢が私はTOTOを推している理由の一つなのです。
3.業者のココロを掴んだHP・カタログ・施工図面
社是の話にもつながりますが、TOTOの「心」がみえるといいますか、ホームページの見易さ、検索のしやすさが他のメーカーの比較にならないくらい扱いやすいです。
これは、業者だから気付くことなのか分かりませんが型番検索にしかり、商品名にしかり買い手も売り手も非常に見やすいホームページになってると思います。
またカタログも見積がしやすいのが特徴です。他メーカーの粗はあまりいいたくありませんが、工事するまでの商品選定が大変わかりにくいです。
そしてなんといっても施工説明書の見やすさ。これは素人DIYでもやれるんじゃないかと錯覚させるほど組み立て方や施工手順が分かりやすく載ってます。
以上が、なぜトイレの神様社長がTOTO推しなのか?でした。
日本のどのトイレメーカーも一長一短がありますが現在ではどれもが高品質な製品であり、快適なトイレ体験を提供しています。自宅やオフィスなど、さまざまな場所で活躍すること間違いありません。ただただ日本で作られたTOTOのトイレ製品は私は世界のどのメーカーよりも良いと確信しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも皆様のトイレに関する疑問や、おすすめの情報など記事にしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。