旅日記「東海地方①」味の暴力
(2021 4月)
またまた仕事が四連休になったので、出かけることに。カネは無いが家にこもっていてもアレですし。
細かくは決めてないが、愛知〜静岡〜山梨というルートだ。
19時ごろ出かけて23時ごろ瀬戸市の道の駅に到着。
翌朝、朝ぐわんに駅そばを吸いたい…いやココは愛知だ。
きしめん吸いたい。奴さんピロピロして美味しいし。きしめんきしめん。
近くの尾張瀬戸駅へ向かうが、ノーピロ駅…
もう少し先の瀬戸市駅へ。名鉄の新瀬戸駅が隣接している様な大きい駅だろうから、きっとピロピロ売り場があるはずだ…
と駅構内をウロつくがここもピロレス駅…ガッデム!ピロピロ吸わせろ!ピロピロ!
何も成さないまま時間だけが過ぎていく。このままではイカンと「五色園」のある日進市へ。
真面目な仏教施設だが、「桃太郎神社」や「関ヶ原ウォーランド」でお馴染みの浅野祥雲のコンクリ像がその緊張感に茶々を入れてくる。
正直期待はしてなかったが、結構楽しい。クスクス笑いながら撮影して遊んだ。
五色園を後にし安城市のラーメン店「O岩亭」に向かう。
ココは湯切り時に店主が「あぁ〜イッ!」と奇声をあげるし、スープが最早液体では無いドロッドロでレンゲが立つ狂いラーメンなのだ。
デカい女装家のTV番組で知ったの。
店に着くと7、8人並んでる。列に着くとちょうど開店した。
注文を済ませ、ブツを待つ。提供までに結構時間がかかるみたい。
先頭の人間の湯切りを動画に収めたりして時間を潰す。この日の一番奇声だ。
俺の前に注文したデブがものすごい勢いでもりもり食ってるし、繰り返し替え玉を注文している。
湯切る度店主の奇声が響く。
「そんなに美味いんか…提供も時間かかるし、替え玉早めに頼もう…」と決意。
奇声を幾つか聞いた後、ブツが来た。同時に替え玉を注文。噂通りの凶悪なルックスだ…
…一口目は美味いが、後は情け容赦ない特濃地獄…しょっぱ過ぎてコメカミがギンギンする…「ハードコア過ぎんか…?」とか「致死量…」とか思いながら死ぬ気で完食。
グッタリしながら店を出ると、結構なダメージだ…替え玉やめときゃ良かった…漆喰…漆喰ですわ…
その後、異常な喉の渇きでお茶をがぶ飲みする。2リッター近く飲んだので、それはそれで腹の具合が悪くなる。地獄!
で、トイレで用を足すが先ほど食ったドロドロのが体内から出ていくのを体感する。
バリウム的な。
同時に店主の奇声が脳内再生され、「イラッ!」とする。
一度食べると暫く立ち直れない凄い食い物だ…もう二度と!もう!二度!と!
薬局で胃散を買って、岡崎市、豊田市、豊橋市と回って日が暮れてきた。
良い感じのスーパー銭湯で汗を流し、新城市の道の駅で1日を終えた。
旅は続く