「東北の旅」2 新手の妖怪
4.29。岩手県久慈市を後にし、青森県へ入る。初青森だ。
下道でノロノロと八戸市、日本百名城、根城へ。
桜キレイ!地元で桜を見損ねたので丁度良い。
城を見て終え繁華街でスナック街をウロつく。
イイ!細い小路がイイ。雰囲気ありまくる。「スパナ文字看板」も沢山。「ござむしり」が新手の妖怪みたいでイイ。素晴らしい。
大音量の演歌カラオケをバックにジジイの唸り声が聞こえるゾーンの店から「柄物の化け物」みたいなおばちゃんが出てきてビビった。髪型も勇ましくて大変シビれた。南国の鳥の様。
一通り見たら夕方に。温泉に入って汗を流してラーメン。青森といえば煮干しのラーメンよ。うん、よいよい。
八戸を出て下北半島の先っちょへ向かうが、途中通った三沢市の繁華街で何かを感じた。何というか呼ばれている感じが。
それでも進むが結構な距離と疲れで下北半島は断念。三沢市の近くの道の駅で寝る。
翌朝4.30 平成最後の日。早朝の三沢市を探索。最高のスナック街が!恐ろしい街・・・
ホクホクで三沢市を後に。
時間はまだ午前中。「道の駅しちのへ」で朝ぐわんの後、
黒石市に行って「つゆ焼きそば」を食らう事に。
ナビで検索して有料道路ではないルートを選択。
が、道が徐々に山に入っていく。雪も路肩に残っている・・・山を進んでいくと、残っている雪が腰くらいの高さに。
路面には雪は無いが、溶けた水が路面に…凍っていたらアウトだ。何かあってからでは遅いので引き返し有料道路へ。
黒石市到着。念願の「つゆ焼きそば」。感想は「ウスターソースのお湯に浸かった麺」。湯気と酸味でムセて「ムハァッ!」てなる。嫌い。
「こんなハズじゃねぇ・・・」と思い他店へ。
ココのは最初は普通の焼きそばで楽しんで、半分食ったらダシ汁と薬味を入れろと言うヤツ。その名も「化け焼きそば」
うん、コレはいい。まだいいけど・・・なぁ・・・うん
焼きそばは普通に焼きそばで喰ったほうがイイと強く強く思った。
旅は続く。
(2019年)