“エグゼクティブ就活”が終わったので、就職します
株式会社Traimmu 広報PRのオバラミツフミです。今まで、Traimmuが運営する「co-media」の副編集長として業務委託契約をしていましたが、10月1日から正社員としてジョインすることになりました。
大学3年次を休学してフリーランスのライターとして活動し、2年ほど執筆業で生計を立てていましたが、どうしてこのタイミングで正社員入社をすることに決めたのか書き残しておこうと思います。
2年にわたる“エグゼクティブ就活”が終わりました
以前、個人のnoteに “エグゼクティブ就活”としての「編集・ライティング」 という記事を書きました。
「ライターになりたい」一心で未経験から仕事を始め、修行期間を積み重ねていくうちに、「編集とかライティングって、僕にとっては目的ではなく手段だったな」と気づいたことをメモしたものです。
編集者はラッキーです。仕事として、企業のエグゼクティブに会えるからです。ときに、幼い頃に大好きだったテレビ画面の向こう側の人に会うこともできます。
多様な人生に触れ、選択肢は無限にあることを知り、自分の“好き”を突き詰めることができる。もちろん本や記事でたくさんの情報を得ることは可能ですが、編集者は直接話が聞けます。自分の目と耳と心で、情報に触れることができるのです。
去年一年を振り返ってみて、まさに僕の仕事はそのまま就活でした。クリエイターやアーティスト、経営者、YouTuber…インタビューを通じて、選択肢を次々に得たわけです。
もともと、いわゆる「型にはまった就活」では、本当の意味での「いい会社」を見つけることができないと思っていました。そもそもいい会社の定義は人によって違うから誰かのアドバイスは参考にならないし、説明会と面接、資料程度で会社の中身を理解できるなんてことはないからです。
一時期は編集とライティングを自分の職業にしようと思っていましたが、上記のnoteを書いた6ヶ月前から、編集とライティングを「いい会社」を見つける手段にしようと切り替えました。
そこで見つけたのが、Traimmuでした。僕にとっての「いい会社」の条件をクリアしていたので、自分から代表に「僕のこと正社員で採用したほうがいいですよ」と正社員オファーのオファーをしました。
超なまいきですね(笑)。
僕にとっての「いい会社」の条件
じゃあ、「いい会社の条件ってなに?」って話ですが、個人的に以下です。
・任せられる業務が決まっていない
・果実が実る前の焼け野原状態である
・社長(代表)がビジョナリー
・代表のビジョンに共感できる
・5年後に自分が中核人材になれる
「任せられる業務が決まっていない」
まず、「任せられる業務が決まっていない」こと。個人的に20代中盤までにどのような経験を積んできたかでイケてる30代(というか、それ以降)になれるかがほぼほぼ決まると思っているので、指定された仕事をただこなすだけのビジネスマン生活はしたくないと考えています。
自分のアタマで考えて戦略を練り、予算を引っ張って仕事をする経験をなるべく早い段階でしたい。
ちなみにこの価値観は、森本千賀子さんのインタビューで培ったものです。
大企業は縦割りなので、バリューチェーンの一側面しか見ることができません。若いうちに会社を辞めてしまうと、断片的な一部分しか知らないままなので、ビジネスの本質が掴めていないのです。ーー【森本千賀子 人生の流儀】無駄なことなど、一つもない。“困ったときのモリチ”が実践するキャリア・ドリブンな生き方
「果実が実る前の焼け野原状態である」
続いて、「果実が実る前の焼け野原状態である」こと。もともと、「時間と場所に縛られない自由な働き方をしたい」というほとんど妄想に近いことを考えていたのですが、そのおかげで、少なくとも固定の時間に固定のデスクに座っていないといけないような仕事には就きませんでした(今となってはそういう働き方のほうが楽だったと思うけど)。
なので、あえて出勤する働き方をするなら、それなりにうまみがないと嫌だなーと。長く勤めて給料が高くなる、役職が上がっていくスタイルで働くのは嫌だったので、ストックオプションをもら得る可能性があるとか、1年目から裁量権のある仕事ができるとか、やった仕事が即成果に反映されるとか、そんな仕事ができる環境にいきたかったわけです。つまり、スタートアップですね。
「社長(代表)がビジョナリー」
「社長(代表)がビジョナリー」なのもすごく大事だと思います。なんのために働いているんだっけ?を失いたくはないので、常に数歩先を歩いて仕事の先にある未来を描いてくれる方の近くで働きたいと思っていました。
弊社代表の高橋は、そうした意味で生粋の経営者だと思います。あと、年齢は1つしか違わないのに、描く世界の規模や、達成力があまりにも違いすぎる。
働いていて悔しさを常に感じられるので、彼の近くで働くことは僕にとって素晴らしい経験になると感じました。
「代表のビジョンに共感できる」
もちろん、そのビジョンに共感できることも大事。バカだなってくらいピュアなビジョンに、バカだなってくらい陶酔して働けることが、幸せな仕事の定義になると思っているからです。崇高なビジョンでも、賛同していなかったら違和感しかないので。
編集仕事をしながら見つけた僕のミッションは、「半径5メートルにいる人たちを幸せにする」です。そしてTraimmuのビジョンは「若者の価値を最大化する」。
Traimmuで働くことは、ちっぽけな僕のミッションを拡大することにつながるのではないかと考えられたことが、入社の最大のきっかけかもしれません。
「5年後に自分が中核人材になれる」
「5年後に自分が中核人材になれる」ことも大事だと思います。僕の経歴やスペックを客観視すると、「急成長企業で事業責任者になる」的な、エスカレーターを走って登るような仕事ができるとは思っていません。
そう考えると、そもそもエスカレーターをつくるところから始めないと、市場価値を高めていけません。Traimmuでは、走りながらたエスカレーターをつくる(ちょっと意味分からないけど)仕事ができると考えました。
これから何をするのか
「若者の価値を最大化する」にコミットします。
自分自身、最初に入学した大学を半年で退学するなど中途半端すぎる人生を送ってきましたが、運よく「いい大人」に出会えたことで、腐らずに生きてこれました。
「美容酵素の代理店を立ち上げ、ほとんどお金が稼げなかった」ことや「入り直した大学にほとんど行かず、インターンを二つ掛け持ちして働きまくった」こと、「同級生とメンバーを組んでキュレーション記事を書きまくった」愚かな過去などなど、機会をもらって(つくって)一生懸命になったことが、一つの要因かと思います。
なので、僕よりも若い人に、僕ができることはしてあげたい。僕の価値を高めることに時間を割いてくれた方がたくさんいるので、そのお礼を、僕よりも若い人に返していきたいと思います。
Traimmuでは、「若者の価値を最大化する」をビジョンに掲げ、一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味がある方は、以下リンクよりご連絡ください。
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