20230904 日記
最近考えた(ている)ことを書きます
自分の容姿について
わたしはおおよそ20年の間、自分の容姿から目を背けて生きてきたと言えるだろう。自分の容姿は好きでも嫌いでもないというか、人生における重要なパラメータに容姿の美醜が含まれている感覚がなかった、という感じだ。
クラスメイトが思春期にそのパラメータを獲得していくなか、エレキベースと向き合い続けてしまったこと、強烈なコンプレックスを持つような特徴が体になかったこと、が理由としてあるだろうな〜(なんでこんなに固い文体なんだ?と今思った。)。
しかし最近この意識を変える出来事(出来事の流れ)があった。
1.見た目が人生最低レベルになった
お金がなさすぎて髪を切ることができなかったり、様々なストレスで肌が荒れたりして、恋人からやんわり、家族と友達からはっきりと「どうにかせぇ」と言われる期間があった。
「見た目はワシの人生には関係ないんじゃい!!」と流すのにも限界があり、外に出て人に会うのがなんとなく億劫になったりしていた。
2.熱が出た
八月の三分の一の間ほど熱を出しており、とにかくなにもできなくなった。しかし発汗と脱カフェイン、十分な睡眠が効いたのか、肌がだいぶ綺麗になった。
3.当たりの美容室を見つけた
安い、家から近い、いい感じにしてくれる、適度にフランク。ええやんええやん!
家族にも恋人にも友達にも久しぶりに会った高校の人にもなんか好評で、ええやんええやん!
外に出るのも人に会うのもなんか楽しくて、ええやんええやん!!状態になった。
見た目の低い高い(汚い/まとも)を短い期間に経験したことで、「見た目がカスだと自分の気分も他人の評価もあがらない。いいと自分の気分が上がるし、場合によっては褒められて嬉しい!」という気づきを得た。女性の「男のためじゃなく自己肯定のためにメイクする」みたいな意見ってほんとだったんだ!って思った。
このようなことがあり最近自分の中で「自分の容姿」がブームです。
肌も綺麗になりたいし、健康になりたい!健全な肉体に健全な魂を宿らせたい!
イケメンになるぞ〜!
「生きてるだけでえらい」をぼこぼこに否定したい
こんなこと死ぬほど擦られていることなので別に読まなくてもいいです。
インターネットに触れ始めた中学生のころから、自分を肯定するため、他人を慰めるために「生きてるだけでえらい」という人を見かけると食ってかかりたくなってしまう。
「そんなわけないだろ!!!」ではなく「そういうことじゃないだろ!!」であるということをあらかじめ書いておきます。
「えらくなくても生きていていい」という世界にしていかないといけないと思っている。(めちゃくちゃこわい政治家の公約みたい)
「生きてるだけでえらい」というのは「えらい人にのみ生きている価値がある」という前提に基づいており、「えらさ」という主観的で曖昧な基準から逃れることはできていない。一時的な慰みにも救済にもなっていない無意味なスローガンになっていると感じている。
自分で自分に「生きてるだけでえらい」って言ってたらやばいですよ?
例えば、完全に「えらく」なくなった自分をどうやって肯定するつもりなんだ?
1ファールボールで自主的に退場するつもりなのか?そんなんじゃ野球になりませんよ。
「えらさ」ってなんだ?ないかもな。
「生きてていい」とかも別に言わなくていいよな。
「生きてろ」かも。そうだ!
今後悩んでるひとがいたら「生きてろ」とだけいいましょう。(怖い)
悪くないのに謝る人
やめてほしい。
「悪くないのに謝る」ことのメリット・デメリットを考えてみましょう。
メリット
・コミュニケーションに余計な波風がたたない
例えば接客などの不特定多数の人間と関わる場面では、どんな行動が相手の地雷を踏んでしまうかわからなかったりする。そんな時に先行でガードの体制を固めておけばお互いのストレスを軽くできるのかもね。
・本当に怒ってる時のクッション材になる。
マジギレ寸前の人に「なんで怒ってるんですか?」と聞くのと「すみません。なんで怒ってるんですか?」と聞くのとじゃ全然そのあとの爆発具合が変わるでしょう。
否定派なのでもうメリットが思いつかないね。
デメリット
・新しい罪を生む
やばすぎ。謝った瞬間、「加害者」と「被害者」の関係になって、不文律の罪状をその場で発行してしまうの、おそろしすぎる。
犯した罪を加害者は忘れるが、被害者はわすれない。被害者は新しい罪を学習して社会という野に放たれ、被害者面をぶん回して生きていく。
やめてくれ〜〜〜!
・腫れ物扱いされてる気分になる
これはマジの主観なのですが、謝らないと大暴れするヤベェ奴扱いされてる気分になって「なんだぁ?まじで大暴れすんぞ」と思ってしまう。
なんか、過度なケアに対する弱い拒否感についても最近考えている。
考えている、というほど大仰なものでもないか。「あるな〜〜」となっている。
結論:やめてくれ〜
明日から三日間、札幌旅行に行ってきます。
おわり。
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