【世紀の大発見】あなたが「いい波のってんね」の無限ループにハマる3つのキーワード
小学校教員3年目のタオルケットおばけ先生です。
X(旧Twitter)では「おばけ先生」などの愛称でたくさんのフォロワーの方にポストを見ていただいています。
このたびnoteをはじめることにしました。Xとは異なり、「ボケない場所」として、面白さにも文字数にも捉われることなくさまざまなテーマでお届けしていきたいと思っています。
わたしのXについては、こちらから見ていただけるとさいわいです。
https://twitter.com/obaketeacher
なんか最近、わたしとわたしの周りがいい波乗ってる。
全国的に多忙な仕事認定もらっている小学校教諭という肩書き(笑)をもつわたしは、日々その殺伐とした時間の中にトラブルも多くありつつ、
なんだか最近いい感じやなと思うことが多いんです。
それは仕事に関することのみならず、プライベートや多すぎる趣味をスムーズにこなせたり、自分にとって新しいチャンスになるのではないかという話をいただいたり。
そしてわたしだけでなく、
どうもわたしの周りにいる人たちもいい波がきている。
友達や知り合いから、いい報告をもらうことが多いです。
ふとお風呂の中で考えました。
みなさんもそのように感じたことありませんか?
さて、今回は、そんなことをぷかぷかと考えている間にふと、
「いい波乗ってんね」の無限ループに必ずある3つのキーワードを発見してしまったのでこれは書き留められずにはいられないと思い記事にしました。
どうぞ最後までお楽しみください。
もはや黒歴史 ゴミ大学時代に光がさす
この話をするうえでどうしてもわたしの黒歴史を紐解く必要がありました。
自称進学校から国立大に進学したわたしは、入学当初から実に1年半ほど、ものすごい虚無感にありました。
サボれる授業はすべてサボり、テスト一発で成績が決まろうものならほとんど出席しなかったりもしました。遊んだ男性の数を数えようとすると頭と胸が痛いです。
そんな中、典型的「ゴミ大学生」から抜け出すきっかけをくれたのは同じ選択履修科目をとっていた先輩。
いろんな学部が取ることのできる講義だったので、同じ学部ということでよく話していました。
「ビジコンに出てみないか?」というものでした。
応募して大学規模で開催したいビジコンがあるのだが、募集人数を満たせないとできなくて、ギリギリ足りないとのこと。また、英語でプレゼンと質疑応答をしないといけないみたいだったので、英語を専攻していたわたしにあたってみたらしい。時間も有り余っていたし、先輩の誘いだったのもあり、オーケーをすることにしました。
チームを組んで出場するものだったので、もちろん新しい人間関係もできました。ビジネスプランに関する知識ゼロ(当たり前)のわたしはチームを組ませてもらった仲間や、勉強をさせてもらうためにその仲間のツテで知り合った多くの人に出会い、学びも得ることができ、ぐっと人生の視野が広がるような経験をしました。大学時代で一番「ありがとう」という言葉を使った時間かもしれません。
もちろんそんな経験で出会った人たちはみんなギラギラしていて、常に成長を求めている人で、いつのまにか互いを応援し合うような仲になっていました。
その後、卒業するまで、
先生に推薦をいただいて留学生のサポートをするチューターという役割
大学の助成金をいただいてイチから一年間の企画を立て、社会貢献をさせていただくプログラム(二年採択してもらえた)
など、たくさんの挑戦をすることができました。
わたしにとってかけがえのない大学時代になったことは間違いありません。
ずばり3つのキーワードとは、 「挑戦」「感謝」「応援」。
さて。このような自身のエピソードと、今わたしの周りにいる「いい波乗ってる」人たちの人間観察を経て、わたしが発見したキーワードが、
「挑戦」「感謝」「応援」。
これら3つのキーワードはひとつのループになっているとわたしは考えています。
もっとわかりやすくいうと、
そして、それと同時にわかることは、
いい波に乗るための入り口は3つあるということ。
決してひとつではないんですね。
洋画でよく見るような回転扉のように、どのキーワードから入ってもループにいられます。
3つのうちどれか、自分にとって最もハードルが低いものからやってみていいということです。
ちなみに自分は「挑戦」から入った人です。前述の通り、人数調整のために参加したビジコンですね。ここが転機だったと思います。
「挑戦」することで達成感が味わえることはもう大人になったすべての人は知っている感情だと思います。そして、その達成感から「感謝」の気持ちが生まれることも。
そして、その「感謝」が誰かとのあたたかい心のつながりになり、その人を「応援」したいという気持ちになる。
そしてそのあなたが「応援」した人から勇気をもらってあなたの新たな「挑戦」につながったり、「応援」してもらった人があなたに新たな「挑戦」をくれることもあるでしょう。(わたしは後者だった)
なにか「挑戦」しないと始まらない、わけではないんだ!
自分、なんだかキラキラしたい、変わりたい、と思うときって、無意識のうちにとりあえず何か挑戦しなければと思ってしまうのですが、
たとえば「感謝」からスタートする。
身近な人に感謝する習慣を身につけてみる。
一見これは「いい波乗ってる人」、つまり新しいことにガンガンいどんでは成果を残す人、とは縁遠いですよね。
しかし、そのあなたの「感謝」がいつのまにかあなたが「感謝」している人や「感謝していること」へのご縁をぐっと近づける。そしてその人やものごとを応援することで、あなたに「挑戦」のチャンスがやってくる。
ありそうな話に思えてきませんか?
映画『アメリ』からこの方程式を解く。
わたしにとってオールタイムベスト3に必ず入る作品の一つが『アメリ』(ジャン・ピエール=ジュネ監督, 2001年)です。ストーリーをご存知の方は「ああそうだ!たしかに!」と鳥肌が立っていることを祈ります(笑)。
『アメリ』についての詳細なあらすじはこちらから。ネタバレしたところで鑑賞価値が下がるタイプの作品ではないのでぜひご一読ください。
中盤に、アメリが盲目の男性をエスコートして道案内をするシーンがあります。そのシーンの最後で男性が銅像のように固まりサイケな色に「ピカーン」と発光するのですが、それはアメリにとって今後「いい波乗ってんね」状態にする象徴のような意味を持ちます。前述の3つのキーワードに沿って言うならば、本シーンでのアメリの行動は、盲目の男性を「応援」しているようなものです。たった3秒ほどの、それも効果音しかないシーンですが、まるで盲目の男性が神様の化身で、「ありがとう、アメリ。そんな優しさをくれた君にはご褒美をあげよう。」と言っているような場面ですよね。
その前の経緯では、アメリが住むアパートでひょんなことから見つかった宝箱の持ち主を見つけることで、その持ち主が喜ぶのではないかという貢献、見えない持ち主の人生を「応援」するところから”アメリの幸運”は始まります。
「いい波の伝染」は『アメリ』でも印象的に描かれます。ヒロインが結ばれるお約束的な結末ももちろんですが、アメリの父(引きこもりがちだったが旅に出てみようかと決意する)、アメリが働くカフェの同僚にもロマンスがおとずれたり。
この作品のコピーである「幸せになる」というのがわたしはものすごく好きなのですが、本記事を書く上で『アメリ』を再考した中で、あらためてこのコピーの優秀さを感じたところです。
アメリの「わたしは幸せになる。」という強い未来意志と、「わたしがわたしらしくいることでみんなが幸せになる。」という結果論としての、二重の意味を持っているのではないかとも思いました。
さいごに
いろいろと書きましたが、改めてほんとうに最近、周りの友人や知り合いからうれしい報告をもらいます。そのたびに自分ごとのようにうれしいし、同時に自分にも「挑戦」の勇気をもらい、そんな報告をくれたことに「感謝」するし、大切な人たちをいつも全力で「応援」したいなと強く強く思わされます。
そしてここまで読んでくださったあなたが絶対に「いい波」に乗りますように、乗り続けていられますように、と願っています。
少しでも参考になれば、さいわいです。
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。そんなあなたにこの瞬間から、踏み出す小さなハードルと、思いがけない大きな転機がおとずれますように。
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