見出し画像

【徹底考察】ヒト怖とお化け、どっちが好き?


ホラーコンテンツを分類する二つのジャンル

この世にはホラー映画、ホラー小説、怪談や私が作っているホラーゲームなどたくさんの恐怖にまつわる娯楽がたくさんあります。そしてそれらの大抵は「人怖(ヒトコワ)系」と「お化け系」にだいたい分けることができると思います。今回はそれら二つのジャンル、どっちが好きなのか・怖いのか考えていきます。

ヒトコワとは? 

人怖、とは人間が一番怖いこと。つまり恐怖の対象が、怪奇現象や怪物ではなく生きた人間であることを指す。とここでは定義します。怪談での殺人犯や不審者に関する体験談などは人怖にあたるでしょう。映画「ミッドサマー」もある意味では人怖といえるかもしれません。

お化け系

この言葉は僕が勝手にこう呼んでいる言葉ですが、これは一般的に幽霊や妖怪、怪奇現象が登場する類ですね。これが当てはまるホラーコンテンツはたくさんあります。

ホラーゲームを例にすると、チラズアートさんの『パラソーシャル』これは配信者のストーカーについての物語でした。これはわかりやすい「人怖」と言えるでしょう。また、執筆時に最近新章が発表された『Poppy Playtime』
ホラーゲームのプレーヤーや配信者が「うわー今回人間系だ~」のように評しているのをよく耳にします。

どっちが好き?

お化け系の方がすきです。
はい。人怖ホラーもめちゃくちゃ好きで、超怖いと思いますが、映画やゲームなどの娯楽にする際はやはり化け物の登場がなくちゃ締まらないと思っています。ただ、そもそも僕がモンスター大好きっ子なので、どうしてもこんなるんですけどね。。。しかし!!そのような答えになったのには明確な理由を持っています。
これからはなぜホラーコンテンツにはお化けが重要だと思ったかを書いていきます。

重いぜ・・・

人怖系のテーマのホラーゲームをやった後、なんというか、「うわぁ・・・」みたいな重い感じになりますよね。例えば、私がこの前プレイしたチラズアート『誘拐事件』などでは、育児放棄、虐待、子供から親への暴力、親を信じるしかない子供など、それが考えさせられるテーマとなっていい場合もあると思います。たとえば、不審者であったり、ストーカー、殺人犯であったりと、もちろん題材としては恐ろしく、ホラーとしては申し分ありません。しかしゲームをやるという点では、現実逃避というか、現実の怖いところや嫌なものからは目を背けたいものです。基本的に私はホラーコンテンツの役割を非現実を楽しむものだと思っているので、ホラーくらいでは現実逃避させていただきたいところ。

「一番怖いのは人間」は正しい。しかし・・・?

一番言われている「一番怖いのは人間」は本当なんです。ただ、やはり娯楽という観点でフィクションをフィクションとして楽しむことができる存在たらしめている「現実離れした」お化けやモンスターが持つキャラクター性、ロマンがやはり楽しむ手助けをしているのです。そしてそれらがあることによって視聴者やプレーヤーは自分が見ている者を”非現実”として楽しむことができるのです。人怖でも十分楽しめますけど、ベクトルが少し違うように思われます。ヒト怖も結局好きですけどね。

まとめ

ヒト怖もお化け系もどちらも良さがありますが、手放しで楽しむという点では、お化け系の方が優勢であるという結論になります。とはいえ、どのようなジャンルであろうと、楽しめる、怖い、怖くないというのは制作側の演出のがんばりによると思いますけどね。ただ僕はお化け系を支持していきたい所存。みなさんはヒトコワとお化け、どちらが好きでしょうか。

これからもホラーに関する記事を投稿したいと思っております!

プロモーション:
私普段はおばけの世界を表現する映像をCGで作っております。おばけの世界をぜひ覗いていってくださいね。

閲覧ありがとうございました。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!