「ホラー」を決めるのは誰か
ハローハロー
皆さんホラーゲーム好きですか?
私は自作ホラーゲーム制作&公開のために普段活動しております。
そんな中ホラーゲームの企画をしていく中で、そもそも「ホラーゲーム」の定義について疑問を持ちました。
単純に"Horror "というと、おぞましい、不気味、怖いといった印象の意味を思い浮かべるのですが、怖いとかそういった言葉って人によって変わりますよね!
じゃあこれは怖いホラーゲームですよ~と言って売り出しされたゲームをやってみてあまり怖くなかったらそれはホラーゲームではなくなるのでしょうか。
開発者的には、そういう場合なんていうのだろう。ホラー失敗?
ホラーの定義を担うのは誰なんでしょうか。
ホラーを売り出す開発なのでしょうか。またそれを受け取るプレイヤーなのでしょうか。
ところで、私も出展予定のホラーゲーム限定展示会で示されたホラーゲームの定義を要約するとプレイヤーに恐怖、気持ち悪い、不気味などの感情を与えることを主な目的のとしたゲームみたいな感じでした。
確かにこの定義なら目的の話なので感情に左右されることはないですね。
ただこんなゲームがあります。「笑っちゃうホラーゲーム」
これは「デストリップス」という作品がわかりやすいですね。前から走ってきたおばけが家具につまずいて転んで死ぬという展開があり、予想外の展開が愉快です。これはたとえ笑っちゃう結末があったとしても一応ジャンル的にはホラーゲームという扱いのように思われます。ややこしくなってきた。
話が外れますが、ホラーゲームが怖くなかった場合が一番怖いんです。ゲーム体験のアイデンティティが全く機能していないと言うことですから。
意図に関係なく「怖かったら」ホラー?
かのマインクラフトをホラーゲームだと思っていた人がちらほらいたようです。確かにゾンビや奇妙な緑色の爆発する豚が暗闇からでてくる体験はありますが、マインクラフト開発陣は怖がらせる目的では絶対にマインクラフトを作ってないでしょう。これから読み取れることは、「プレイヤーしか勝たん」
プレイヤーがどう思うかによってホラーなのかどうかは変わってくるということなのでしょうか?
8番出口はホラーゲームか論争
8番出口の実況配信をよく見るのですが、よくホラー苦手な配信者が視聴者に「ホラーゲームじゃないから大丈夫」といわれ蓋を開けたらめっちゃ怖い演出があって、「ホラーゲームじゃん!」というのをよく見ました。
作者様が8番出口をホラーゲーム扱いしていないからなのかな?
開発者の目線では、ホラーゲームではない。
それにまつわるPRを見た視聴者はホラーゲームじゃないと思う。
しかし、それをプレイした怖がりの配信者プレイヤーは、ホラーゲームだと言い張る。
なかなか面白い現象です。
強引に結び
あれこれ脱線しましたが、スリルを求めているプレイヤーの目につきやすいように「ホラー」ゲームというラベルをつけることでゲームジャンルを確立しておるが、実際の怖いかどうかを判断するのは結局のところプレイヤーなのでホラーを決めるのはプレイヤーと言える。という結論とここではしておきましょう!せ〜〜い!
ありがとうございました。ホラゲー開発がんばります
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