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カントー地方徒歩キャンプ録【№1 奥多摩 氷川キャンプ場】

 この記事は、電車と徒歩で行った関東地方のキャンプ場についての記録を残す目的で2021年7月に作成しました。
 キャンプ場の最新情報は公式HPをご確認下さい。

【氷川キャンプ場】
https://www.okutamas.co.jp/hikawa/

谷底から空を眺めるキャンプ

 谷底というのは正しくないかもしれませんが、焚き火の煙が上る先に目をやれば、川を囲む山々が印象的なキャンプ場です。

【アクセス】
 JR青梅線「奥多摩」駅から徒歩7分

【予約/料金】
 フリーサイトも予約必要/1,500〜2,000円

【地面】
 河原フリーサイト : 砂利、石、岩。
 ペグ24cmφ8mmスチール製使用。埋まってる石に阻まれることが多い。短いペグと柔らかい素材のペグは難儀しそう。

【トイレ】
 場内は多分2箇所。いつも受付棟からサイトに降りる時に通る1箇所しか使わないものでもう1箇所は未確認。洋式。わりと綺麗です。
 +場外の駐車場横トイレがとても綺麗で温水洗浄便座付きな事に驚きました。

【気温と寝袋】
 3月下旬 : 体験した最低気温2℃。冬シュラフ必須。筆者はCarinthia Defence 4 を持ち込んで足元に桐灰マグマカイロを投入しました。寝てる間は良いけど起床後に寝袋から出ることを躊躇う強めの寒さ。マットはキャプテンスタッグのインフレータブル。



 5月 : 体験最低気温14℃。風が強いと割と冷えるので冬シュラフの方がいいと思います。

 6月:体験最低気温17℃。春秋シュラフの方がいいと思います。意外と冷えます。夏シュラフで大丈夫だろと思ったら痛い目にあった。

以下覚えておくと少し役に立つかもしれない5項目


1)【炭・薪などの燃料持ち込み不可】
 受付棟併設のショップ(17時閉店)で販売してるものを購入。
 徒歩勢なのでショップで買えるのはありがたいところ。1番安い束で700円くらいだった気がする。
 焚き火台で少し遊びたい程度なら1番安い束、真冬とかで暖を取るためにガンガン燃やしたいならカゴ入り(1200円くらいだった気がする)が良いと思います。

2)【受付から河原に降りるまでの急坂】
 受付棟から河原に降りるまでにえげつない傾斜の下り坂があります。 
 もちろん登る時はえげつない傾斜の上り坂になります。

3)【河原は砂利+石+岩。足元要注意】
 かなり大きめの石・岩がゴロゴロしてます。歩く際には足首をぐねっと行かないように要注意。そして就寝時にマットやコットが無いと背中がつらいです。


4)【駅周辺の商店の定休日に注意】
 食材持ち込む人には関係ないかもしれませんが、私はこれで途方に暮れた回がありました。
 近くのお肉屋さんのハムカツをお昼に齧り、夜は同じくお肉屋さんのカルビを焼いて食べたかったんです。
 その日は受付棟のショップで冷凍焼き鳥串を買いました。焼き鳥も美味しいですよね。
 少し歩きますが受付棟から徒歩10分程のところにコンビニがあります。こちらは交通系電子マネー他諸々が利用可能。いざと言う時にはそちらの利用も手です。

5)【音】
 ・川の流れる音はかなり大きい。
 ・赤い橋の近くに設営するとはじめのうち車の通った時の音で驚く。
 ・駅から7分という立地上、電車の通る音が時折響く。
 ・気にならない人は気にならない。筆者も気にならなくなりました。

このキャンプ場のこの景色が好き。

 山と川と焚き火と夕焼け。最高に好きが詰まった一瞬です。

朝。山の向こうから太陽が出てくるまでの、ひっそりとした空気が漂うこの時間も好きです。


さいごに

 駅から徒歩7分、キャンプ場周りで食材の買い物可能、いざとなったらコンビニ有。携帯の電波は入る。トイレも綺麗。
至れり尽くせりな環境のキャンプ場。徒歩キャンプデビューしようと思っている人にも良いのでは無いかなと。なにぶん筆者もこちらでのキャンプデビューでした。
 キャンプ場から徒歩10分程のところに温泉もあるのですが、中々訪れることが出来ず、次に行く時には利用したいものです。
以上。ここまでお読みいただきありがとうございました。
2021年7月

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