【Discord】荒らし対策法まとめ&少し解説
こんにちは。おばけと申します。
私はたまにDiscord初心者の方向けの記事(どれくらいの人の役に立っているかわからないので記事と呼べるのかも謎ですが…)を書いています。
今回はDiscordのサーバーにおける荒らし対策についてまとめてみました。どのような荒らし対策法が有効なんでしょうか?
答えは管理BOT入れる事です。
以上!頑張ってください…
…冗談です!流石にそれくらいはちょっとググればわかります。今回の記事ではどんなBOTがおすすめか,おすすめの設定法は何か,管理BOT導入以外にどんな対策法があるのかまとめました。
準備:サーバーの認証レベル&セキュリティ
設定→サーバー設定→管理→認証レベルを中に設定
中が一番管理BOT(特にWick)が動きやすいレベルです。
また,設定→サーバー設定→セキュリティ→2要素認証も有効にしておきましょう。
管理BOT導入前にこれらの設定は済ませておくことをおすすめします。
BOTの導入
ここからはBOTの導入です。おすすめのBOT(+おすすめの設定)を紹介します。
管理BOT
1.Wick
AntiNuke機能の設定
Wickのロールを1番上,2番目にQuarantine(隔離ロール)を持ってくる。(Quarantineはテキストチャンネルでw!setup と出力するとWickの設定が始まり勝手にロールができます)
Join Gateの設定
アカウント作成から所定の日時が経っていないと弾く(またはBAN,タイムアウトする)事ができます。おすすめはアカウント作成から30日以内のアカウントとアイコンがない人(いわゆる初期アイコン)をKickする設定にするのがおすすめです。
2.Probot
Automod機能を用いてヘルプコマンド荒らしを防ぐ
荒らしの中にはヘルプコマンドを用いた荒らしも存在します。(特にWickのヘルプコマンドを悪用した荒らし)
Probotでは簡単にAutomod機能を使ったNGワードの設定ができます。
w!h ,w!help ,sb#helpの3つはNGワードにする事をおすすめします。
リンクブロック機能
こちらもProbotのダッシュボードから設定可能です。正直これが一番有効かもしれません。ディスコードのサーバーのリンクをブロックしてくれます。(設定次第ではタイムアウトもつけられます)
3.Vortex
VortexはBOTを除いて30人以上の人が居て、尚且つBOTより人間が多いサーバーでなければ導入できません(入れてもすぐ退出してしまう)
設定もWickやProbotと違いダッシュボードではなくコマンドで行います。そしてコマンドはスラッシュコマンドではなく>>から始まります。
以下に設定の例と解説を書いておきます。1行ずつ上から順にコピペしていけばまあまあ強い設定ができるはずです。
>>setup muterole
>>punishment 2 mute 2m
>>punishment 4 kick
>>punishment 6 ban
>>antiinvite 2
>>antieveryone 4
>>autoraidmode on
解説:
setup muterole→ muteロールの作成
punishment→違反ポイントの設定。違反をしたらポイントを付与して,それを元に処罰するのがこのBOTの特徴です。ここでまず『違反ポイントが○ポイントの時はどのように処罰するのか』を決めています。
antiinvite→招待リンクを貼った際の処罰です。ここでは2分間の発見禁止になっています。
antieveryone→everyone・hereメンションをした際の処罰です。ここではサーバーから追放(キック)。
サーバー内に宣伝のチャンネルを作りたい方は
>>ignore (#から始まる宣伝チャンネル名)のコマンドも忘れないようにしてください。
autoraidmode→サーバーに大量に人が入ってきたら発動します。(これは設定しなくても問題ないはず…どうしても荒らされたくないという人はオンにすることをおすすめします)
管理BOT以外の荒らし対策方法は?
次は管理BOT以外での荒らし対策法です
・認証BOTによる認証
・手動認証
・面接
・事前BAN
「何それ」って方も多いと思うので一つずつ解説していきます。
1.認証BOTの導入
認証BOTの導入も荒らし対策としてある程度有効だと思います。
※「完全に防げる」というわけではありません。あくまで時間稼ぎです。過信しすぎないようにしてください…
導入前に準備:
・メインのチャンネルを特定のロールを取らないと見る事が出来ないプライベートチャンネルに設定
・メインのチャンネルにアクセスできるメンバーロールの作成
BOTの導入:
おすすめはDoubleCounterです。このBOTはサブ垢での侵入やVPNを使用しているユーザーはロールを取れないようにしてくれます。
認証BOTについての詳細な記事は今後書きます。
(ちなみに認証BOTの中には脱退したユーザーを連れ戻す機能が備わっているものもあります…ただし嫌われるのでおすすめはしません)
2.手動認証
認証BOTは使わず手動でロールを付与する,という事です。
それだけです。共通のサーバーがないor誰の招待で来たかわからなければメンバーロールを付与しないという対策法です。これもまあまあ効果はあります。
デメリットとしては大量に人が来た時やしばらく運営メンバーがオフラインだった時の対応が大変だという点です。
3.面接
通話で話してからメンバーロールを付与する,という方法です。手動認証と似ています。恋愛系の多くのサーバーで使われている印象があります。デメリットとしては
・人が来たら一回一回面接しないといけない
・話す事が苦手な人もいる,という点です。
ディス速やディスボードなどの掲示板を利用している場合には面接している旨を説明文に書いておくと良いでしょう。
4.事前BAN
他のサーバーで荒らし行為・迷惑行為を行なっているユーザーをあらかじめ出禁(BAN)するという事です。これもかなり効果があります。
ディスコードユーザーには一人一人に「ユーザーID」という数字の羅列が振り分けられています。これを入手できればBOTのコマンドまたはビルトインのコマンド(ディスコードに標準で備わっているコマンド)でBANできます。
※ユーザーIDの取得方法:
1.設定→詳細設定→開発者モードをオンにする
2.取得したいユーザーのプロフィール右上の“…”をタップ→ユーザーIDをコピー
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございました!
少しでもサーバー運営の参考になったら幸いです。
不定期でDiscord関係の記事を投稿しています。よかったら他の記事も読んでくださると嬉しいです…!
「おわりに」を読んで何か物足りなかった方への追記(言い訳) (2024/12/16追記)
ありがたい事に最近スキを押してくださっている方が増えているようです。
noteはスキのボタンを押すとアカウントに紐づけられたメールアドレスに通知がいくようになっています。なので押してもらったスキも、スキしてくれたアカウントの方もすぐに見ています。
自分の記事が誰かの役に立つってこんなに嬉しい事なんだな…っと感慨深いですし、記事投稿のモチベーションになってます。
えっ…この記事投稿から5ヶ月経つのに投稿してないの!?
という事で生存確認&次回予告&言い訳タイム&壮絶な文字数稼ぎタイムです。
(まあ文字数を稼いだところで特に誰も見向きもしないしここをどれくらいの方が見ているのかもわからないのですが)
現在執筆している記事は「通話系が強いSNSアプリの比較」です。記事を書き始めたのは今年の8月でした。
…しかしながら多忙である事とモチベーション不足で(さっきの言葉は何処へ)なかなか進んでおりません。
時間がかかっておりますが相も変わらず駄文になると思われます。たぶん年内には完成しないので投稿は来年になります。
読者の皆様良いお年を!