『Othercide』クリア感想
いつだったかIGNJの人が言ってた"独特の世界観、戦闘システムとその難易度の高さ"というレビューに惹かれこの度購入しクリア。あとアイテムの取得で追加される年表も全部埋めました。
プレイ開始3時間くらいは途方に暮れそうなほど難しく感じたけれど、だんだんシステムに慣れてくると攻略のルーティーンもわかってきてそこまで強いストレスを感じることはなかった。
実際クリアまでプレイしてみると多少時間さえかければ誰にでもクリアできるようには作られていたと思う。
ただ自分としては中盤から攻略が結構パターン化してしまい、あまり深く戦略を立てるという感じでは無くなっていた気がする。
このゲームの陰鬱でどこか和ゲーを感じさせるデザインは弐瓶勉の『BLAME!』や『ドラッグオンドラグーン』のような作品を思い出させる。まあ明確に影響受けてるなと思うのは『Bloodborne』だけど。カットシーンで物語を説明せず、フレーバーテキストで補完していくとことかもろっすな。
翻訳に関しては方々で言われてるように機械翻訳寄りの少しいい加減なモノで、特にスキルやアビリティの説明欄で意味が通らないような文章になっている箇所も多々あり、ゲームの難易度そのものよりそういった部分のほうがストレスに感じた。また、味方ユニットのステータスや敵キャラの行動パターンなんかも確認したい時に見ることができなかったりと痒いところに手が届かない感じはあった。けど先述したように時間かけてレベリングとかしちゃえば割とゴリ押しでもクリアできるのでそこまでガッチガチに力入れてやるゲームでもないのかもしれない。
「こんなの勝てねーだろ」と思ってた敵に対してコンボが綺麗に決まる様は気持ちよく、たしかに頭使ってなかなか疲れるゲームではあるけれどついついやってしまう。
SRPGというジャンルは普段やらないけど高速モードもあるし何よりモノクロの世界の中、可愛い女の子と真っ赤な血の咲き乱れるかっちぇーデザインにやられました。
以上