スケベLINE書いてただけ
髭ダンをみて、「髭もダンディズムもないじゃないか!」という。この「ダンディズムもない」は主観である。
スケベLINEを書いて、「これはロマンティックだぞ。あのこは喜ぶぞ❤️」と思うのも主観である。
先日、友人:コイツが地元に帰っている彼女を大激怒させた。それはもう和歌山・東京の新しい冷戦。
映画でよく見る発射プロトコルの最終段階にまでいった。すなわち、「3.2.1」で鍵を回せば「別れよう」これで終わり。
それを止めたのはコイツがスライドショーで振り返る西側:和歌山の景色。
超広大な梅畑、鹿出る大峡谷、ウソだろってぐらい山道で轢かれてる小動物と村からカブで登下校する高校生、灼然と太陽を輝かせる白浜。うそ。やっぱりアドベン。パンダ!
最強の抑止力はパンダです。熊猫保有国こそが最強の地元。
All you need is Pandaです。ガンディーの言葉を引用するなら、
「パンダ可愛すぎんだよーー🧡💛🦜🦞🎆💄🧸🧜♀️🎠🪅🥐🌛」です。
崩壊は避けられた。しかし、
「今日なにしてた?」「日常生活」
「台風平気?」「あなたは?ツイスターズ楽しかったわけ?」
意味のない会話の繰り返し。何故か?そりゃそうだ。仲直りHしてない。ってーとコイツも大きさには自信があるなんてゆーんですがね、幾ら大きくたって東京から和歌山までは届きゃしない。
誰かが言った。彼女にいい感じなラブラブ文章を送り、ロマンティックな雰囲気になればいいじゃないか!男は女に信号を送れ!
徹頭徹尾、えーんろえろの文章を書いたならば、インターネットを経由して飛ばそう。飛ばされたえーんろえろの文章はどこへ行くか?
きっと宇宙だ。一度宇宙へ飛ばされたなら人工衛星がそれを反射する。そっからウンヌンしてカンヌンしてようやっと和歌山の彼女の手元に届くわけだ。
インターネットとはその様な仕組みだと昔誰かに聞いた。
…そうだったらロマンチックだなと思う。一回宇宙まで出てから落っこちて町を、日常生活を破壊する弾道ミサイルなんかより、よっぽどロマンチックだ…
こちとら百戦錬磨のアラサー連合国、そっちのエニグマの解読ならまかせとけってーんで、コイツとパンダネキのセックスの話を聞きながら、劣情的な意味で🍆が時々寝返りをうつものの、彼女が萌えそうなスケベLINEの下書きを書く事になった。べーんろべろで。
以下、下書き
早く帰ってきてほしい。ケンカしても別れそうになっても、今でも君の事を考えて—
きっしょーーーー😵
徹頭からフルスロットルのキッショキショだった🤮
これはトーチャンとカーチャンがケンカした時に似ている。「これこそわ!」「これでどーだ!」びっしり綴ったメールでもって飲み仲間へ校閲を頼んでいたあの啖呵。相手の主観に立とうともしない主観と主観の押し付け合い。平成主観合戦ぽんぽこ。
パンダの話してたもんだからややこしい。
「俺の車にキズをつけた」なんていうけど、それはポンポコ😡のポンポコ😡「お前は教養が足りないから」なんて言うけど、そもそもあなたに私と精神面でポンポコ😡ヴァギナさえポンポコ😡、ネガティブな事しか言えないポンポコ😡。
ってあなたそれ、息子に送っちゃってますよ?つってね。
うーんなんでこの人は徹頭「ヴァギナ」と書いたのに、徹尾「ネガティブ」と書くのだろう🤔今振り返っても考える。
って、それはうちの話でした🫢
ところでこれまだパンダネキに送る下書きだった笑
いーや、人のスケベLINE晒すのとかよくないよ😡
要するに、
彼女は彼の恥骨の上…仙骨というのかな?…ヘソの下辺りに🌰を擦り付けるのが大好きだった。挿入した状態で。彼はそこで、「あゝその為に俺は痩せているのだ」と合点。「これが気持ちいいでよいのだ」と承知したそう。
超重要:彼ひいては我々三人は関東平野民である。
英単語で綴るなら、
The Flatlanders
そう、どれだけAVを真似てみようが、ハウツー読もうが、彼のそれは二次元的な推測に二次元的な推敲を二次元的に重ねただけの、実に二次元的な前後の腰振り運動に過ぎなかった。それはどういうことか?2Dパンパンってことである。
そんな彼を彼女は初夜で押し倒した。そして跨り、上下へ動いた。すると今度は彼の恥骨からヘソへ向かって前後に動いた。
程よい凹凸を探して。ハチミツ塗れのマウスを動かす様に。
それはただクリックを繰り返すだけだった彼のルーチンがいかに幼稚だったかを思いしらせる侵略であり、彼女の「気持ちいい」は彼の「気持ちいい」とは全く違う動きにあるのだと体感させるための御教授。そしてなによりも彼女から彼への…彼だけが知り得る…なんか素晴らしいなにかへの招待状であった。
上下、さらには前後左右へ動く彼女の腰使い。そう!それはまさに和歌山、山と白浜の往復で培われた実に立体的な感覚、
三次元的立体感覚!
私なら間違いなく
おほほぉおおぉん💞アワアワ🫣い、いちゃ、いっち、いぃき、きき、きぃい、キヴィノォオオオ🐳🐳
と言っても関東平野以外の民には伝わらないだろうからこう書く、
冬の湖を散歩していたあなたの眼前で、氷が一斉に割れた。
あなたは初めて知った。氷の下にはそこはかとなく物悲しくも、向こう見ずを掻き立ててくる湖がどこまでも広く、深く続いている事に。
あなたは水面に映る星空を見上げて気付いた。
頭上には大きな宇宙が無限に広がっている事に。
そう、これこそが
3D仙骨!
または
3Dヘソの下あたり!
ブレイクスルーである。すごい事である。
あれから数週間。台風も消滅。コイツはLINEを送っていないらしい。私は下書を全く憶えていない。或いはコイツは「本当は送ったよ」が御得意の照れ隠しで言えないだけだろうか。
私は照れもなにもかも隠さずに言える。
今日も私は愛と平和と路地裏の繁栄を願ってこの記事をフルチンで書いています。
日本はパンダを飼う国であると同時に、もはや剣を持つ国であるということ。「防衛費高過ぎるだろ!」「これで軍隊じゃないと言えるのか!」なんて言うのは主観であって、もう決まってしまったことであって、先ず、そこまでラジカルな主張をするのなら、私はパンツを履かなければいけない。冗談として言っていただけであって正味の話、パンダが幾らいたってミサイルは飛んでくるって事は私にだってわかる。では何がいいたいのか、
「刺して来るなら刺しますからね」が「あーもう刺しちゃうか」になってはいけませんよね、と言いたい。
我々はミサイルの発射ボタンを任されたシフトの日に、もう一度考える事ができるだろうか?
おかえしの破壊と同様、なかなおりの愛を送信する事も出来るということ。
Love and Peace…そして、パンダ♡
要するに、私は考えている。
うーん、なんで彼女は「ヴァギナ」と書いたのに「ネガティブ」と書くのだろう🤔