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【2024.04】スターウォーズ・エキシビション


テナントの中に急にダークサイドな空間が在るのでびっくりする。
  • PARCOでやっていたスターウォーズに着想を得たアート作品が並ぶ美術展。

確かすごい細かい絵だった気がする。
  • 色んなアーティストが独自の解釈でダース・ヴェイダーとかR2-D2とかを描いたり彫刻したりしている。

  • 私が中学生の頃にも、こんな感じのイベントがあべのハルカスでやっていて、仲のよかった友人のヒロポン(友人を薬物の通称で呼ぶのは推奨しない)と一緒に行った記憶がある。

  • スターウォーズくらい古いコンテンツになると、もう直球の展示会とかはかなりやり尽くされているようで、作品をもう一回アートの被膜で覆って新規性を出す、みたいな催しが結構行われている。

  • 私はスターウォーズが好きなので、とても楽しかったのだけれど、アーティストたちはどういう気持ちでこれを作っているんだろう、という気持ちにはなった。この展示会におけるアートとは、巨大コンテンツに振りかけられるスパイスでしかなく、作り手が持つ思想も文脈も、全て「スターウォーズ」という巨大なサーガの中に埋没してしまう。アート展でありながら、かなり即物的、資本主義的でもある。

  • こんなことを思いながら、でも自分にスターウォーズの展覧会に出品しませんか、という話が来たら喜んでやるだろうなとも思う。アートがどうのとか言っていても、ファン精神と知名度の方がよっぽど大事である。

このヴェイダーも木彫りだった。あの手この手で新しいスターウォーズが作られている。

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