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【2024.8】ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリーポッター

  • としまえん。

  • としまえんの跡地にできた、でっかいハリポタの施設。

  • それが、「ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリーポッター」である。長い。

  • 名前の最初に「ワーナーブラザーズ」を持ってきたの、まぁまぁミスだと思う。普通の人間はワーナーブラザーズと言われても何か分かりません。何某かの兄弟なんでしょう。

  • 絶対に素直に「ハリーポッター・スタジオツアー」とかにしておいた方がよかったと思う。映画会社の誇りが出すぎたと思う。

  • お盆休みに5人で行った。中学・高校時代の同級生たちだ。いつもいつも変なイベントに一人で行くばかりのおれの人生の中で、珍しく友達と遊びに行った。うれしい。

  • 私と彼らはかれこれ10年くらいの付き合いになる。よく縁を切られなかったと思う。

  • 練馬にあります。練馬ホグワーツ。豊島園駅から歩いてすぐ。

元としまえん跡地なので、土地が余りまくっています。だだっ広い。
  • 入る前にコインロッカーがある。重い荷物は絶対に預けておいた方がいい。

  • ロビーに入ると、いきなりショップとカフェがあります。商魂たくましい。チケットの入場時間よりも早く到着した連中に金を使わせる寸法です。舐めやがって。そうは問屋が卸しません。

  • ケーキ、食べました。

  • 食べ物は全体的にヤバい色をしています。総じて毒のあるカエルからインスピレーションを受けたとしか思えない配色をしている。そしてその色味から想像できるそのまんまの科学の味がします。

  • でもまぁ、テンションが上がるのでよい。

  • カフェでお金使ったので、ショップはスルーしてさっさと入場しましょう。

杖は持参したニワトコの杖。
  • ローブ、買いました。

  • 2万ちょいした。今日1日着るだけの服に2万。毎日着ている私服は全部GUで4000円とかなのに。

  • こういう無粋なことを考えるべきではない。

  • 結果として、ローブは買ってよかったです。なぜかと言うと、写真映えするので。ここのツアーはディズニーみたいに飛んだり跳ねたりするアトラクションがあるわけではなく、ずっと映画のセットを見て回るものなので、写真を撮ることがかなりメインの要素になる。ローブと杖を持っているとそれだけでコスプレ写真が撮れるわけなので、体験価値が段違いに向上します。買うべき。

  • やっと入場です。

  • 入場すると、一旦集団でデカいスクリーンのある部屋に通される。そこではなんか映像に小野賢章が出てきたりする。映像が終わると扉が開いて、シアタールームがでてくる。

  • そう。初手2連続ででかいスクリーンで映像を見せられます。立ち見と座り見で、2回。かなり攻めた構造をしている。

  • シアタールームの方ではハリポタ本編の映像やメイキングなどを見せられます。で、この後がすごい。

  • 映像終了後、スクリーンがゆっくり上に上がったと思えば、その先にはホグワーツの大広間の扉が!!

  • ここ、かなりテンションが上がる。映像の中に入っていく実体験ができる。

  • ここからは自由行動。好きなだけ見て回ってよい。

5人なのでグリフィンドールが被った。
  • ここで1点、言っておきたいことがある。

  • 6時間。

  • 6時間、かかります。全部見て回るのに。

  • 盛ってないです。飯とかショップの時間合わせたらもっといたかも知れない。相当長いです。

  • ハリポタの全てを見せてやるぞという気概を感じた。

マルフォイのポンコツ親父の衣装。
  • 衣装はもちろん、建築物、クリーチャー、設計図、なんでもある。

二日酔いで出勤する魔法省職員
  • たくさん愉快な写真が撮れる。

  • が、かなり暗いところもあるのでノイズには気をつけよう。

  • 適当に撮るとガビガビになる。おれは映画監督などをやっていたくせに日常生活で写真を撮る時いつもクソ適当に撮ってしまう。

スマホカメラだと限界なところもある。
  • 途中、図書館のセットがあったのでスタッフさんに集合写真を撮ってもらったら、めちゃいい写真になった。

  • おれは「集合写真で一人笑ってない一匹狼キャラ」に憧れたまま成人を迎えてしまった。そういう救いようのない奴でもここでは許される。

ネットのオタクは全員自分のことをスリザリンだと思っている。
  • 2時間くらい歩き回ってヘトヘトになった頃に中庭に出る。

  • ここにはレストランがある。疲れたタイミングで的確に飯を食わせにかかってくる。全てワーナー兄弟の掌の上で転がされている。

  • ぼくはポットパイを食べました。美味かった。写真撮るの忘れた。食い意地が張っているので。

  • 恐ろしいのは、ここがまだ中間地点だということだ。

  • かなり歩き回って、ふと「あれ?俺ら、まだあの汽車見てなくね…?」と気付いた時は怖かった。

  • 結構後の方にあります。汽車。

  • それから、体験コーナーもある。

  • 東海オンエアの動画くらいのクオリティの合成動画が撮れたりする。

  • 指名手配写真は、人相が悪くなる照明と色味が計算されており、全員ちゃんと犯罪者みたいに写る。

新宿の違法カジノのバイトリーダー
  • 一番テンションが上がったのはこれ。ハリポタのVFXについて学べるゾーン。普通の展覧会ならパネル1枚で飛ばされるところを、まぁまぁな場所を割いて解説している。

  • 映像技術に興味がある人なら相当楽しいと思う。

  • この後、音響パートもあった。

今日一番の笑顔
  • このツアー、「そろそろ終わりかな」という雰囲気が4回くらいある。でも全然終わらない。考えてみれば、としまえんという一つの遊園地を丸ごとでっかい箱で覆ったんだから当然と言えば当然だ。

  • ホグワーツ城の模型がでてきて、これでやっと終わり。

  • 感想としては、かなり楽しい

  • 写真を撮られるのが苦痛でないならば、確実に楽しめると思う。

  • 映画製作に興味があるとなおよい。ハリウッドのスケールのデカさに圧倒されます。

  • 問題はリピートがあるかどうか。メンバーを変えて2回目は全然あり。でも3回目になるとちょっと飽きてくるかも知れない。アトラクションではないので、ダイレクトな刺激が乏しい。

  • それは運営側も感じているらしく、最近はクリスマス仕様するなどしているらしい。がんばってくれ。

  • 個人的にはファンタビの展示がもっとあるとうれしい。


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