【No.34】the BALVENIE 12年 double wood【テイスティング】
どうも、おばちゃんです。
今回は、シェリー系好きなら一度は飲んでみてほしい、バルヴェニー12年を紹介します!
写真から見てもわかるとおり、
かなり赤い液色をしています。
シェリー系好きには興奮せずにはいられない色ですよね😆
グラスにバルヴェニーが注がれたときはウッキウキで危うく猿になるところでした。
しょうもないギャグもさることながら、
今日もウイスキーテイスティング!
【香り】
・バニラ
・ドライフルーツ
・ゴム
【味】
・バーボン樽感が最初
・スパイシー
・余韻はレーズン
・カラメルっぽい苦みが心地いい
シェリー樽熟成特有のドライフルーツ感やレーズン感がかなり強く感じられました。
熟成にはバーボン樽も使用しており、バニラや余韻のカラメル感が感じられます。
バルヴェニーのスゴいところはその2つの熟成からおりなす味や香りがお互いを高めあっているところなんですよね。
バレーボールのセッターとエースくらい息ピッタリなんです。
どちらかがかけてもダメだし、どちらかが最高のパフォーマンスをすればそれに応じて相方が最高のパフォーマンスを決めてくれる。
そんなウイスキーです、バルヴェニーって。
似たような味わいでベンロマック10年やエドラダワー10年というこれまたバーボン樽、シェリー樽熟成中心のウイスキーがあります。
ベンロマックは若干ピートの風味を感じるので、俺は甘みだけじゃ物足りないぜ!ってあなたにオススメですね。
一方でエドラダワーはこのバルヴェニーよりもドライフルーツやレーズン感が強くどっしりとしていて、シェリー樽を食べたいと思っているそこのあなたにオススメですね。
僕はバルヴェニーは両者の中間の位置だと思っていて、シェリー系飲んでみたいけど基本的に甘いウイスキーの方が好きだし、でも強すぎシェリーは抵抗あるなぁ…という好奇心旺盛なあなたにオススメですね。
僕は気分によってバルヴェニーだったりベンロマックだったり、エドラダワーだったりを飲み変えます。
かなり完成度が高く、僕が大好きなウイスキーの一つです😊
【これだけは知っておきたい!】
生産地:スコットランド(スペイサイドダフタウン)
分類:シングルモルト
度数:40%
樽構成:バーボン、ヨーロピアンシェリー
バルヴェニー蒸留所はなんとあのグレンフィディック蒸留所の敷地内にあるんです。
驚きですよね。マトリョーシカかな?
さらに面白いことが続いて、原料の大麦と使う酵母もグレンフィディックと同じものを使っているんですね。
使用する水だったり、ポットスチルだったり、フロアモルティングの有無だったりがあるので、そこで香りや味の違いが出てきます。
グレンフィディックとバルヴェニーを飲み比べてみてほしいのですが、この事実を知った後に飲むと本当に事実なのか疑いたくなります。
それほど製造過程が大事だということなんですよね。
そんなウイスキーの複雑さや面白さを違う角度で教えてくれるバルヴェニー、素晴らしいですね。
ぜひとも飲んでいただきたいです😊
それではまとめです。
【結論】
バニラとレーズンの調和が素晴らしすぎる。
グレンフィディックと同じ原料を使っているのにも関わらず全く味の違うウイスキーが出来るという、ウイスキーの複雑さや面白さを知れる。
それでは今日はこのへんで!
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