子育てに優しいおじちゃん/おばちゃんになる「子育てサポーター養成講座」
2022年6月9日に開講した「第16期 子育てサポーター養成講座」は夏の実習期間を挟み、9月29日が最終回でした。受講生14名全員が修了し、そのうちの3名が既に「派遣保育えくぼ」で保育サポーターとしてデビューしました。
今年度16期となった「子育てサポーター養成講座」は、2005年にWAMの助成金事業(「おばちゃんちは まちづくりの団体」という記事でも触れました)で実施したのが始まりで、以前は「保育サポーター養成講座」として、休講したこの2年間を除き毎年開講してきました。
現在は2時間半の講座全10回と、おばちゃんちの預かり保育等での実習という内容で、のべ受講生は約300名位ではないでしょうか。
その内容は、子どもの乳幼児期の発達について、遊びやわらべうた、絵本、救命手当などですが、そういった専門的な知識を学ぶだけではなく、まちのやさしいおばちゃん、おじちゃん精神についても学び考えていきます。
また講義を聴くだけではなく、毎回の感想のシェアやワークショップも取り入れているので、受講生同士がとても仲良くなるのです。
受講生は20代から70代まで幅広く、女性が多いですが毎回男性もいます。子育てや仕事が一段落して何かボランティア活動をしたい、以前保育士をしていたのでそれを活かしたい、孫が生まれるので・・・など様々ですが、修了後の満足度はどんな目的の方でもとても高いようです。
受講後はおばちゃんちの保育サポーターとなる方もいますが、それだけではありません。ファミリーサポートの提供会員になる方もいたり、何より普段の暮らしの中で、「子育てにやさしいおばちゃん、おじちゃん」としていてくれたら、それで十分でもあります。
全10回の中の1回は、連続受講生以外の単発受講が可能な「公開講座」となっています。過去にお招きした講師は、柴田愛子さん、大豆生田啓友さん、北島尚志さん、大河原美以さん、宮里暁美さん他。そして佐々木正美さんは何回もお呼びし、どれだけ大切な「子どもをみるまなざし」について学んだことでしょうか。
今年度は、わこう子育てネットワークの森田圭子さんによる「ひとりの子育てからみんなの子育てへ~子育てにやさしいまちづくり~」でした。和光市での実践内容を交えてのお話は、おばちゃんち20周年の今、改めてふりかえりこれからを考えていくのにピッタリの内容でした。
来年度も開講予定。4月下旬、おばちゃんちブログを要チェック!
(いく)
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「おばちゃんちの20年と これから」12月4日開催。
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